NNNドキュメント’25 光が照らす場所 見えない日々のその先に…
目の見えない人が集まるデイサービスみんなの架け橋では、4名のスタッフが入浴の解除や食事提供などを行っている。葵和子さんは白内障を患い、今ではほとんど見えなくなった。施設を切り盛りする幸子さんは葵和子さんにりんごの皮むきをお願いした。幼い頃からりんごを身近に感じながら育った葵和子さんは、剥く感覚を手が覚えていた。葵和子さんは毎日自分から手伝いを探していた。クニ子さんは折り鶴を折り続け、折り鶴の名人になった。今では千羽鶴として仲間のために折ることもある。幸子さんは27年前に点字図書館のボランティアがきっかけで目の見えない人に出会った。その後青森県視覚障がい者情報センターの職員として採用され、より深く接するうちに仕事へのやりがいを感じた。2015年にみんなの架け橋を開設した。葵和子さんは和菓子屋店に嫁いだが、徐々に目が見えなくなりお店に立つことができなくなった。