Nスタ きょうのイチバン
「7月5日に災難」をなぜ信じるのか?「私が見た未来 完全版」は作者の夢の内容を漫画にしたもの。夢を見た日が現実化するならば大災難の日は2025年7月5日午前となる。予言は観光にも影響している。福岡市の着物レンタル 織では外国人観光客の予約が7月に入り激減。北海道・美瑛町の観光バス・光交通は6月中旬から7月7日はほぼ全てキャンセルとなった。中国大使館は4月14日に、日本への旅行や留学は慎重に計画し、不動産購入は慎重に選択することをお勧めするとしている。気象庁は現在の科学的知見では日時・場所・大きさを特定した正確な地震予知は不可能、信頼すべきではないと英語の字幕付きでメッセージを発表した。疑似科学に詳しい信州大学の菊池聡教授は、理屈ではデマだと分かっていても感情面では気になってしまう、予言は合理性より感情に働けるものだという。オルポートの法則ではウワサは根拠があいまいなほど広がるとしている。菊池教授は重要な大災害が発生するかどうかはあいまいなため不安を解消できずに広まる要因になっているという。