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米国のトランプ大統領が半導体大手、エヌビディアのジェンスンフアンCEOと初めて会談した。会談ではロイター通信は中国への半導体の輸出規制の在り方などについて議論したと伝えている。エヌビディアはNHKの取材に対し「半導体やAI政策について話し合う機会を得られたことをうれしく思う。米国の技術とAIにおけるリーダーシップを強化することの重要性について議論した」とコメントした。半導体の輸出を巡ってバイデン前政権は先端半導体が中国などに輸出され軍事転用されるリスクなどを防ぐためとして規制を強めてきたが先月、発表された規制案に対しエヌビディアは行きすぎた規制だなどとしてトランプ政権下での見直しを求めている。こうした中、生成AIを開発する中国のスタートアップ企業、ディープシークがエヌビディアの半導体を不正に入手していないか米国の当局が調査しているとも報じられた。AIや半導体を巡る中国との開発競争が激化する中、規制の強化を求める声も上がりトランプ大統領の対応に関心が集まっている。