- 出演者
- 中谷しのぶ 秋元里奈 澤麻美
オープニング映像から出演者の挨拶。
アメリカのトランプ大統領は記者団を前に、石破総理大臣と来週、アメリカで会談すると明らかにした。トランプ大統領の就任後、対面での首脳会談は初めてとなる。石破総理はトランプ大統領との信頼関係を構築し、日米関係の重要性を確認したい考え。
中国は今週の旧正月にはいり、過去最多となる90億人が動く見通し、海外の旅行先は日本が一番人気とされている。日本政府観光局によると、2024年の訪日外客数は年間3600万人超と過去最多、中国からの人数は前年の3倍近くとなった。去年にオープンした日楽座では、インバウンド向けに相撲ショーを行っているが、春節に合わせ中国語で公演している。春節は都市だけではなく、東北にも注目が集まっている。春節人気急上昇ランキングでも東北が上位を占めており、1位は山形県となった。蔵王では樹氷を見に様々な観光客が訪れており、この冬は連日3000人超が訪れていた。その他ミキモト真珠島でもとある施設に注目が集まっている。
春節でシンガポールから訪れた観光客。船では貝を素潜りで採取する作業を海女が実演。真珠の成分が含まれているハンドクリームづくりも体験。しかし地方はコロナ以前と比べると90パーセントほどしか戻っていないという。外国人の宿泊者数は、2019年同月比で三大都市圏は71パーセント増に対し、三重県は23.6パーセント減となっている。そのためミキモト真珠島の担当者は個人の観光客が再度来訪してもらえるようサポートすると話した。
春節では地方観光スポットが注目されている。秋田県も様々な五能線といった様々なスポットがあると橋本さんは話した。経済効果も観光客がうまく分散することがポイントになっており、ユニバーサルツーリズムといった切り口を使うことが大事と話した。
ユネスコの文化遺産に登録された日本の伝統的酒造りで今回は日本酒に注目。白鶴酒造資料館では日本酒造りを再現した資料が並んでいる。入場料は無料で年間12万人が訪れている。しかし国内の日本酒の出荷量は減少をたどっており、1998年当初と比べると約3分の1まで減少している。日本酒造りの製造方法をこの設備で一貫して見ることができる。実際に設備内で作られた酒はお米と米麹とホップが原料となっている。味わいは最初はメロンのような味で後味が日本酒のような味わいとなっている。
日本酒の未来、酒蔵の挑戦を取材。インバウンド需要で高まる日本酒の人気。ユネスコ無形文化遺産の登録の影響が大きい。伝統的酒造りのイベントで登壇したのは中田英寿さん。飲みやすさに対する技術の高さをピールした。この日本酒の売り込みの秘訣はITと関係がある。
秋田県では創業160年の酒蔵がある。500年以上前に原型が完成したとされている日本の酒造。酒造の杜氏がその年の米と水の状態に合わせて酒造りを支えてきた。30年以上前から海外輸出に注力している。背景は国内の消費量が減少しており、50年で4分の1以下になっている。一方で世界は和食ブームの到来で年々日本酒の輸出量が増加している。秋田酒造の売上げは海外輸出分が全体の1割を占めている。今後も輸出を増やす予定だが課題もある。輸送によりコンテナ内の温度が変わってしまうのが課題となっている。実験では温度変化により1時間で糖度が0.4パーセント上昇し、0.5パーセント程度の変化で甘さの違いに影響がでる。
日本酒の温度変化について、見える化するための実験が続いている。とあるIT会社ではラベルに特殊なインクが印刷されており、ある一定の温度を超えると真ん中の塗装の色が変わるようになっている。専用のアプリをかざすことで位置情報も確認できる。実証実験ではアメリカなどに輸送された日本酒を追跡、多くのケースで温度が上昇していた。出荷時には熟成が進み味が変化していた状態ということがわかった。さらにこのデータをもとに、温度変化に強い日本酒の開発プロジェクトが進行している。先週石川県では無形文化遺産の登録を記念したイベントが開かれていた。松波酒造の金七さんは金沢市内で生活しており、県内の酒造の支援を受け能登地震からの再建を目指している。イベントで登壇した中田英寿さん、サッカー現役引退後は日本酒の魅力を国内外に広く発信している。
日本酒のこれからについてスタジオで話した。日本酒は世界に広がっており、無形文化遺産は良い影響である。コレがライフスタイルに落とし込まれていけばよりよくなるのではと話した。今後としてはラグジュアリーブランド化していき、世界に販売するのもよいのではという案もあがった。
- キーワード
- 無形文化遺産
全国の天気情報を伝えた。
- キーワード
- 節分
全国の週間天気を伝えた。
速報。初の日米首脳会談は今月7日と決まった。複数の政府関係者によると、日本時間の今日未明、アメリカ側から正式に回答があり、首都ワシントンでの実施が固まった。石破首相は中国や北朝鮮巡る日米の連携を確認したい考え。一方トランプ大統領がアメリカ第一主義を掲げる中、日本企業の対米投資が大きく雇用創出に貢献していることなどを説明する考え。また、アメリカからの液化天然ガスに輸入拡大についても協議を準備している。
日米協議次第ではエネルギー価格が下がっていく可能性があり、中東依存を回避する為にも協議が注目されている。
- キーワード
- 首脳会談
次回ウェークアップの宣伝。