2025年1月4日放送 8:00 - 9:25 日本テレビ

ウェークアップ
新年SP!YOASOBI単独取材 ドバイ万博跡地はいま

出演者
山本隆弥 中谷しのぶ 安部敏樹 足立夏保 山崎怜奈 
(オープニング)
オープニング

4月開幕の大阪関西万博の跡地はどうなる。前回開催地・ドバイは今。課題山積のエネルギー問題。業務スーパー創業者が挑む地熱発電とは。2025年経済大予想。YOASOBIを単独インタビュー。経済アナリスト・馬渕磨理子氏の映像。

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2025年 日本の未来
コーナーオープニング

コーナーオープニング。司会者は挨拶をして今週のパートナーはリディラバ代表・安部敏樹氏とコメンテーターの経済アナリスト・馬渕磨理子氏を紹介。安部氏は「丸くごきげんな1年にしていきたい」など今年の抱負を語った。

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リディラバ
万博 未来につながるレガシーとは

今年4月に開幕する大阪・関西万博。万博の意義だけでなく閉幕後の未来も考える。2021年、コロナ禍の影響で1年遅れで開催されたのがドバイ国際博覧会「ドバイ万博」。期間中2400万人が訪れたという。ドバイはトリップアドバイザーで2022年から3年連続「ベスト・オブ・ザ・ベスト人気観光地」に選出。ドバイ万博のテーマは「心をつなぎ未来を創る」。開催の目的は世界がひとつになるためのコミュニケーションの場所になること。ドバイ万博レガシーディレクター・マルジャン・ファライドゥーニ氏は「ドバイにとって投資の機会でもあり将来のために持続可能性も考慮して新しい都市を設計した。今や万博跡地はドバイとUAEの成長を継続させる場所になり、ドバイサウスと呼ばれている」のコメント。

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ドバイ どんなところ?足立夏保が行く

ドバイはアラブ首長国連邦(UAE)を構成する7つの首長国の1つ。ダウンタウン、ビーチ、マリーナ、オールドドバイ、ドバイサウスの5地区から成る。埼玉県と同じくらいの広さの土地におよそ366万人が暮らし、その80%が外国人。アラブ首長国連邦の1人あたりのGDPは約5万ドル(日本は約3万3000ドル)。その国を知るには市場へ行けということで足立キャスターが買い物に。イタリア産のりんご1キロ約320円、ノルウェー産のサーモン1キロ約1880円。オマーン産のエビは1キロ約1080円。足立キャスターが買ったのは、たまご20個約590円、にんじん2本約40円など総額約1830円。ドバイでは2018年から日本の消費税にあたる5%の付加価値税が導入されたとはいえ、所得税や住民税はない。

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ドバイ(UAE)埼玉県
ドバイ 物価は…不動産価格 過熱?

ドバイを取材。ドバイ中心部ダウンタウンのショッピングモールに直結した物件の紹介。スターツコーポレーション・ドバイ現地法人・八木隼代表が「不動産の販売価格は上がっているし、賃貸の料金も上がっている。5年ぐらいの工事の後に引き渡しがされるが、その間に転売される」と述べた。

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万博 ドバイのマンション お値段は?

ドバイのマンションについて。中心地でショッピングモールに直結の物件は築4年で59階建ての9階、 80平方メートルの1LDKで、価格は9000万円。「億を超えると思っていた」とのコメントが出演者から 出ていた。  

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ドバイ(アラブ首長国連邦)
ドバイ 人・物・金が集まるワケ

実際にドバイに住んでいる人の情報。ドバイは気候があたたかく、過ごしやすく、日本より治安がいい などと話した。防犯カメラが至る所にあるため、悪いことをするとすぐ警察に捕まるという。話をした男性はドバイでIT関連の企業を立ち上げることを検討しているという。ドバイで起業するメリットについて、うどん店を経営するアメリカ人弁護士はドバイの人口の約9割が外国人のため外国人ハブだという。中東各国への進出の足がかりとしてドバイを選んだとのこと。足立キャスターが歩くのはドバイの金融街。ドバイ国際金融センターには約3300の金融関連の企業が集積。金融のハブとして世界中とつながっている。ドバイは1800年代初頭から世界中の人や物が集まっていた。ドバイの市場には布地や女性の民族衣装などが売られていた。キャスターはヒジャブを試着。アブラという渡し船はドバイの人達の生活の足となっていた。ゴールドスークやスパイススークもあった。

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ドバイ 足立夏保が伝統料理に舌鼓

足立キャスターはレストラン&カフェ アル バイト アル カディームへ。あぐらをかくのがマナーだという。小麦を粗く潰して炊き上げたハリースなどをいただく。マジブースは羊肉の炊き込みご飯で米はカレーっぽい味とのこと。 

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万博 前回開催 ドバイから学ぶこと

昔から人と物が集まり、今ではお金も集まり、金融のハブとなっているドバイ。そんな土地で行われた万博。ドバイ国際博覧会は2021年に開催され、約2400万人が訪れた。戦略などの責任者は万博の目標は達成できたと話す。万博跡地は人々に受け入れられる都市になるための計画が進んでいるという。跡地には多くの集合住宅やショッピングモールを建設中で公園では住民が憩いの時間を過ごしていた。別のエリアではオフィス街が完成。一方、教育施設として利用するため敢えて残したパビリオンもある。都市の未来を考えさせ人類の移動の歴史が学べるアリフ館、石油に依存しない社会を目指すドバイにとって重要なテーマ館であったサステナビリティ館 テラなどが残されている。3ヶ月後に開催される大阪・関西万博はドバイ万博から何を受け継ぐのか。吉村知事は「命輝く未来社会ってなんだろうというのがテーマで、命や健康をテーマにし、社会課題を解決する万博をやりたい」と話す。また、中身のレガシーを社会実装させていきたいと意気込みを語った。また、跡地については、万博のレガシーを受け継いだ街づくりをしたいとした。

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万博 ドバイに学ぶレガシー作り

ドバイ万博の跡地は新しい都市としてたくさんの方が集まり、賑わっていた。また、子どもたちの未来のために持続可能性について考えるようになったという。今回の大阪・関西万博の期間は4月13日から184日間。吉村知事も中身だと話していたが、私達が何を感じて子どもたちの心に何が残るのかといったソフトレガシーについても注目したいとした。  

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エネルギー データセンター増設で電力消費増?

データセンター増設はエネルギーの消費増加につながるとも見られている。企業や自治体などの情報システムを安全に運用するために必要な施設となっている。5000ものラックが存在するものの1つのラックで3~4家庭の電気を消費するという。日本電気では外気によって冷却した水を循環させる水冷システムを使い、空調の電力は従来の3分の1に抑えている。しかし、AIの活用にはさらに電力のコストがかかるのだといい、一時は電気機器の省エネ化などから減少傾向となっていたが、今後はデータセンター・半導体の工場増設によって今年度とくらべ2033年には4%ほど増加する見込みという。

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日本電気
エネルギー 2040年度 再エネ”最大電源化に”

政府は新・エネルギー基本計画を公表し、2040年までに太陽光や水力などの再生可能エネルギーを4~5割にすると位置づけた。海風の強い秋田県では風力発電所が多数設置されていたが、陸上風車だけでなく洋上風車も積極的に導入されている。秋田洋上風力発電では秋田港に13基・能代港に20基を立てていて、海面からの高さ150mという位置にある。2022年12月から洋上風力発電の着手を行い、100%民間資本での大規模運転はこれが初であるとともに、秋田市の殆どをカバーできている。今後も新たに4箇所で秋田県は風力発電を進める方針。一方で発電に従事する人材や工事・運営などのペースを上げる必要があるという。洋上風力発電を巡り秋田県漁業協同組合の担当者は漁業と風車が共存するための基金を設けることで持続可能だとしている。日本は遠浅の海域が少ない中、基礎を打ち込まなくても問題ない浮体式が長崎・五島列島で戸田建設が建造し現在も稼働が続いている。

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エネルギー「業務スーパー」創業者が挑む地熱発電

熊本県小国町。標高およそ1000mの山の中に突然現れた地熱発電所。開発したのは「町おこしエネルギー」で、去年3月運転を始めた。地熱発電は地下深くにある地熱貯留層から高温の熱水と蒸気をくみ上げ、蒸気によってタービンを回し発電する。24時間発電可能で燃料は不要。地球がボイラーの役割を果たす純国産のエネルギー。町おこしエネルギー・沼田昭二会長は、全国で1000以上の店舗を展開する業務スーパーの創業者。徹底したコストカットでスーパー事業を成長させた沼田さんは、およそ120億円の私財を投じてこの発電所を開発した。火山大国である日本の地熱資源量は世界3位だが、発電の導入量では10位。発電電力量に占める割合もおよそ0.3%にとどまる。大きな要因は開発にかかるコスト。調査から発電所の稼働までには一般的に10年以上の期間が必要で、事業としてのリスクが高い。沼田さんは地熱発電でもコストカットを追求した。自走式掘削機を自社開発。調査開始から約5年で発電所を稼働できるようになった。従来の地熱発電所は一から設計を行うのに対し、町おこしエネルギーでは1号機と同じ設計で2号機も開発する予定。小国町の他にも北海道函館市や鹿児島県湧水町で調査や掘削を進めている。沼田さんは自治体に法人税を納めるため現地法人も立ち上げた。従業員18人のうち10人が地元で雇用している。

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町おこしエネルギー
エネルギー 化石燃料依存からの脱却は/開発進む「ペロブスカイト太陽電池」

地熱発電について、安部は、町の中で原材料なくそのまま発電できたら地域にお金が残るからいいなどと話した。日本のエネルギー自給率は2021年度で13.3%。OECD加盟国のうち下から2番目となっている。化石燃料への依存度は、昨年度80.8%で、輸入総額の約25%を占めている。馬渕は、日本はまだロシアからLNGを輸入している、アメリカのエネルギーを買うという形でトランプ氏とディールできる要素が残されている、力を入れてやってほしいなどと話した。安部は、安定供給と弾力性を満たした再生可能エネルギーが増えるといいなどと話した。ペロブスカイト太陽電池は、薄く軽量で、建物の壁に貼るなどして発電できる。2040年には、約600万世帯の電力使用量を賄う方針だという。馬渕は、耐久性の面で、現状5~10年ぐらいしかもたないところが20年もつというように耐久性が伸びていくことが課題だなどと話した。

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ペロブスカイト太陽電池経済協力開発機構
経済 トランプ政権発足 日本への影響は

去年、日経平均株価は約34年ぶりに一時4万2000円台に。日本取引所グループ・山道裕己CEOは、株価好調の要因として、中国の景気減速による海外投資家の日本株への関心の高まりや新NISAなど個人の資産運用への動きを上げた。しかし今年は不安定要素があるという。今月20日、米国はトランプ氏が大統領就任。就任前から米国第一主義を掲げ、「中国からの輸入品に60%もの追加関税をかける」ことを打ち出している。西村元経産相は、安倍総理に同行し、トランプ氏と親密な関係を築いた。重要なのは、懐に入ることだという。日本製鉄による米国の鉄鋼大手USスチールの買収計画についてトランプ氏は反対の立場。西村元経産相は、対するのは中国、中国に質で勝負していくという意味で、日鉄の技術や投資力でやっていく、そうしたことをPRしていくことが重要だなどとした。今年4月、先端半導体の量産を目指す「ラピダス」が試作ラインの稼働をスタート予定。これを主導してきた西村元経産相は、半導体の分野でもう一度日本が世界を制していくなどとした。

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経済 変わるルールを先取り

東京都では4月から一定の基準を満たす新築戸建住宅への太陽光パネルの設置が義務化。オープンハウスグループは取り組みを開始。都の補助制度の活用に加え、東京電力グループと協業して事業者が初期費用を負担して売電で回収する仕組み。日々の電気代もお得になるという。蓄電池(有料)を組み合わせれば日中発電した電力を夜間に使用可能。東京・墨田区の岡崎広輝さんの自宅を取材。去年、都の支援制度を活用し太陽光パネルを設置。非常用電源として期待を寄せる。粉が出にくいチョークなどを作る日本理化学工業。厚生労働省は今年4月、企業に義務付ける障害者を雇う割合を引き上げ。障害者雇用促進法ではこれまで43.5人以上を雇用する企業に従業員数の2.3%以上を雇うよう義務付けてきた。これを4月から2.5%に。来年7月には2.7%に。過去最大の割合を義務付ける。この会社では作業手順をわかりやすく教え、国内のチョークのシェアは70%以上。社長は「ボランティアの精神で彼らと一緒にというのではなくて、現場に彼らが職人として必要だから一緒に60何年やっている」と話した。

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経済 物価高 2025年はどうなる?/トランプ次期大統領 日本への影響は

帝国データバンクによると、去年の値上げ品目数は約1万2520品目。要因として原材料、物流費、人件費の高騰などが挙げられる。2025年の予想では値上げは続く。パン類などは年間を通じて断続的に上がる。さらにアルコール類も4月に一斉に上がる。去年の平均賃上げ率は5.1%と33年ぶりに5%超え。石破政権は2020年代に最低賃金1500円を目標を掲げている。リディラバ代表・安部敏樹は「賃上げ頑張るから社会保険料の“見える化”たのむ」等とコメント。トランプ次期大統領の就任に関し、経済アナリスト・馬渕磨理子は関税の引き上げ・米国での現地生産化をポイントに挙げた。一方でトランプ氏がエネルギーを量産すると相対的にエネルギー価格が下落する可能性があるため日本国内のガソリンや物流コストが低下して全体的に物価が下がるという可能性もある。

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ドナルド・ジョン・トランプ帝国データバンク
経済 2025年”ポイ活”競争激化

今年注目のポイ活は、スマホで写真を撮るインフラ点検ゲームや再配達防止目的の置き配。一方2025年10月でふるさと納税の仲介サイトでのポイントの付与が禁止。ふるさと納税は1月がおすすめ。

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YOASOBI 5年間の歩みとこれから

YOASOBIにインタビュー。去年10月、結成5周年を迎えたYOASOBI。2019年「夜に駆ける」でデビュー。ストリーミング累計再生回数は史上初の11億回を突破。2023年にリリースされたアニメ「推しの子」のオープニング主題歌「アイドル」は世界を席巻する大ヒット。去年4月、米国のホワイトハウスに招待された。

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YOASOBI 結成5周年 振り返って

去年、結成5周年を記念して東京と大阪で行われたのは初となるドーム公演。全4公演で約17万人を動員。ikuraは「(5周年を迎えての気持ちは)YOASOBIがこれだけ長く続いていくと思っていなかった」など話した。2019年の結成まではそれぞれ個別に活動していた2人。共に長い下積み期間を迎えてのデビューだった。AYASEは「一番大きかったことはアリーナツアーを2023年にやらせてもらったこと。5年目も終わりリスタートの気持ちが強い」など話した。「アイドル」は米国ビルボードグローバルチャート“Global Excl.U.S”で日本楽曲史上初1位。世界各国でもライブを行った。去年米国のホワイトハウスで行われた公式晩さん会にも招待されるなどわずか5年で日本を代表するアーティストにまで成長を遂げた。先月韓国で行ったライブではチケットが1分で完売。韓国最大の音楽授賞式にも出席。YOASOBIのコンセプトは小説を音楽にするユニット。原作からメロディーや歌詞が生み出される。結成翌年、世間はコロナ禍に。自宅で過ごす人が多くストリーミングの事業が拡大。日本の音楽業界は海外に比べストリーミングの普及が遅いと言われている。日本の音楽市場はCDやDVDの売上が7割を占めストリーミングのシェアはおよそ3割しかない。音楽業界に新しい道を開いたYOASOBIは曲によって見せる表情が違うことも魅力。AYASEは「そのために心がけていることは)どこでつくっているかより環境が変わっていることが大事」など話し、ikuraは「(表現者として大切にしていることは)自分の限界にボーダーを引かないでチャレンジをしっかりしていく6年目にしたい」など話した。

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