データセンター増設はエネルギーの消費増加につながるとも見られている。企業や自治体などの情報システムを安全に運用するために必要な施設となっている。5000ものラックが存在するものの1つのラックで3~4家庭の電気を消費するという。日本電気では外気によって冷却した水を循環させる水冷システムを使い、空調の電力は従来の3分の1に抑えている。しかし、AIの活用にはさらに電力のコストがかかるのだといい、一時は電気機器の省エネ化などから減少傾向となっていたが、今後はデータセンター・半導体の工場増設によって今年度とくらべ2033年には4%ほど増加する見込みという。