イット! (ニュース)
トランプ大統領が拉致被害者家族会と6年ぶりに面会。トランプ氏は日本の拉致問題について「常に心に留めてきた」と述べ、改めて政権をあげて取り組む姿勢を約束した。トランプ政権のこの9か月の外交政策を振り返ると、中東情勢やロシアのウクライナ侵攻に対応を追われ、日本の拉致問題を含めたアジアの優先順位は決して高くなかった。しかし、トランプ氏が拉致問題に関与するという政権の立場を明確に打ち出し、事態の打開に向けて改めて動き出すことになる。このあとトランプ氏は都内に戻り安倍昭恵さんとの会談を調整中との情報も。昭恵さんは去年の大統領選挙の直後にトランプ氏の自宅となるフロリダ州のマー・アー・ラゴで面会している。トランプ氏と昭恵さんの個人的なつながりはもちろんだが、安倍元首相の外交人脈についても深く関わってくる部分がある。去年12月にトランプ氏と面会した5か月後に昭恵さんはロシアを訪問してプーチン大統領と面会している。その訪問をトランプ政権がサポートしたという情報がある。安倍元首相はプーチン大統領とも何度も会談して個人的な信頼関係を築いてきた。その人脈を活かしてトランプ氏が昭恵さんを通じてプーチン氏にメッセージを託したという情報もあり、今回の昭恵さんの面会の中でもロシアを含む外交関連について話題となる可能性もある。
