バスケ高田真希(34)2DAYS 後編

2024年7月3日放送 6:13 - 6:18 日本テレビ
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パリ五輪開幕まで、あと23日。きょうのZIPARISは、東京五輪で銀メダルを獲得したバスケットボール女子日本代表・高田真希(34)を特集(後編)。きのうの放送で、高田真希は「トムホーバスHCが常々言っていたのは『ビリーブ』。自分の力を信じて」と、“ホーバスJAPAN”として日本史上初の銀メダルに輝いた東京五輪で感じた、「信じることの大切さ」を語ってくれた。しかし、東京五輪以降、高田選手たちを待ち受けていたのは大きな試練だった。翌年のW杯で日本は1勝4敗で、まさかの予選ラウンド敗退。東京五輪の快挙から一転、突きつけられた厳しい現実。「苦しい、勝てないが、ずっと続いていた」と語った高田選手は、予選ラウンドで敗退したW杯を「難」という漢字一文字で表現した。高田選手は「すごく対策された。スリーポイントを確実に抑えるディフェンスのシステムを組まれた」と語り、各国の対策に日本のスリーポイント成功率は東京五輪と比べて10%もダウンし、改めて世界のレベルを痛感した大会となった(東京五輪の成功率38.4%、W杯の成功率26.8%)。それでもチーム最年長34歳の高田真希は「一番は声かけ。ネガティブになりやすいですけど、なるべくポジティブな声がけをし続けた」と語り、経験豊富なベテランとして前向きな言葉でチームを鼓舞し続けたという。すると今年2月、パリ五輪をかけた世界最終予選で、再び日本が輝きを取り戻す。高田選手が「そこで勝つしかパリ五輪に行く道がほぼなかった。勝つぞ」と語った世界最終予選では、1勝1敗で迎えた“強豪”カナダとの一戦に負けるとパリ五輪出場が大きく遠ざかる中、日本は勝利し3大会連続の五輪出場を決めた。高田選手は「“人生において、意味のないことは起きない”と、バスケットを通じて学ばせてもらった。苦しい時は苦しいけど、“それがあったからこそ未来が明るくなる”と思えば、パリに行けることが決まった。そういったことも起きるんだな」「(パリ五輪に出場するために、東京五輪の銀メダルもW杯の敗退も必要だった?)そうですね」と語った。
3度目の大舞台となるパリ五輪でも、支柱的存在として活躍に期待がかかる高田選手は、選手としてプレーしながら、4年前に自ら立ち上げたイベントの企画運営会社「TRUE HOPE」で社長を務めている。企画理念は“スポーツを通じて日本を明るく元気に”。オフの日には、地元・愛知で生産者を応援したいと市場を開いたり、中高生にバスケットボールを教えたりするなど、大忙しの日々を送っている高田選手は「現役である今だからこそ、いつもテレビで見ている人がリアルな場で会えるというのは、喜びも感じ方も違う。それがやりがいとなって、“もっとバスケットを自分が頑張らないといけない”と思わせてくれるので、どっちもいい影響がでている。いろんな人に知ってもらって、プレーを見てもらって、自分も頑張ろう」と語った。高田選手が競技人生で大切にしている言葉は「自信」で、高田選手は「自信ってすごく大切。“自分を信じる、常に本番は自信を持つ、練習をしっかりして本番に挑む”の繰り返し。(五輪は)4年に1度しかないし、4年に1度必ず出られるものでもない。“五輪に出られるんだったら楽しもう。バスケットって楽しいな”と思えたので、やっぱり自信を持つことは大切」と語った。


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東京オリンピック愛知県パリオリンピックトム・ホーバスTRUE HOPE

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