バス・運転手 手配めぐり説明に食い違い

2026年5月8日放送 21:00 - 21:12 NHK総合
ニュースウオッチ9 (ニュース)

バス運行会社の蒲原鉄道が過失運転致死傷の疑いで捜索を受けた。茂野一弘社長が捜索に立ち会う様子も見られ、警察は高校側とどのようなやりとりがあってマイクロバスや運転手が手配されたかなどを確認することにしている。また運転手は2種免許を持っていないとのことで、今回の運転が営業運行にあたるかどうかも焦点になりそう。事故はおととい、福島県の磐越道で発生。高校生を乗せたマイクロバスがガードレールに突っ込み生徒の1人が死亡、20人が重軽傷を負った。過失運転致死傷の疑いで逮捕された若山哲夫容疑者はかつて高校陸上部の指導者で、8年前にはNHKの取材を受けていた。今回事故を起こした現場付近の制限速度は時速80キロだが、容疑者は調べに対し時速90~100キロで走行していた、速度の見極めが甘かったなどと供述しているとのこと。現場付近に目立ったブレーキ痕はなかったとのことで、警察は事故の状況や原因などを詳しく調べている。
事故を起こしたマイクロバスや運転手の手配の経緯をめぐってはバス運行会社と高校で主張が食い違っている。運行会社側は貸切バスではなくレンタカーで送迎したいという話をいただいたなどと主張した一方、高校側は貸切バスの手配を依頼したという認識だったと反論している。また運転手への金銭の支払いについて会社側は何らかの金銭が発生するとの認識を示した一方、学校側は事前に見積もりはとっていなかったと説明している。
部活動で移動中の事故はこれまでにも相次いでいて、2016年には石川県で野球部員を乗せた保護者運転のマイクロバスとワゴン車が正面衝突し、部員2人が死亡している。2009年には大分県の高速道路で教員が運転する野球部のバスが横転し、部員1人が死亡したほか多数のけが人が出た。しかし事故が相次ぐ一方で、国は部活動の移動ルールについて示してこなかった。文部科学省は今回の事故を受けて、具体的なルールを示すことを含め検討したいとしている。専門家は、実際には国がコントロールしにくい状況があると認めつつ子どもの安全管理の問題について方針を示す必要があるなどと話した。


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