大下容子ワイド!スクランブル (ニュース)
11日、アメリカのトランプ大統領はヨルダンのアブドラ国王と会談し、パレスチナ・ガザ地区をめぐって協議を行った。これまでトランプ大統領はアメリカがガザを所有し、大規模な再開発を進め、住民については近隣国であるヨルダンやエジプトなどに移住させる構想を明らかにしてきた。これについてアブドラ国王は改めて反対する立場を示したうえで、「病気の子どもたち2000人をできるだけ早くヨルダンで受け入れる」と述べた。しかし11日、エジプト外務省も声明で「パレスチナ人が自分たちの土地に留まることを保証するガザ再建計画を提示する」と改めて否定的な姿勢を示し、問題解決にはパレスチナが独立国家を樹立し、イスラエルとの2国家解決を実現することだと強調した。こうしたなかイスラム組織「ハマス」は人質解放の延期を発表したことを受け、11日にイスラエル・ネタニヤフ首相は戦闘再開に備え軍をガザ地区周辺に集結するよう命じた。