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メジャーリーグのナ・リーグ地区シリーズでフィリーズとドジャースが対戦。フィリーズの先発は大谷翔平が今季6打数で5三振と苦手のサンチェス。初回の第1打席は三振。ドジャースの先発はポストシーズンで初めて二刀流出場の大谷。1回を三者凡退に抑えたが、2回に四球とヒットでピンチを招くと、リアルミュートに三塁打で2失点。さらに犠牲フライを打たれて3点を先制された。5回には2アウト1・2塁のピンチでシュワーバーを三振に抑えた。大谷は試合後に試合の行方を決定づける場面だったと振り返った。ドジャースは6回にK.ヘルナンデスのタイムリーで2点を返し、7回にT.ヘルナンデスが逆転の3ランHRを打った。9回に打席が回ってきた大谷はバントの構えを見せた。監督から「時間を稼いでくれ」と言われ、粘って四球で出塁。9回ウラは大谷の時間稼ぎで肩を作った佐々木朗希が登板してプロ初セーブ。ドジャースが5-3で勝利し、大谷は107年ぶりにシーズン50ホームランを打ち、ポストシーズンで勝利投手になった。試合後の記者会見で二刀流を続ける理由を聞かれた大谷は「できると思っているから。それが自分の色であり強み」と語った。