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来日したオードリー・タン氏が日本テレビのインタビューに応じた。タン氏はAIで巧妙化するフェイクニュース対策にも取り組んでいて「誤情報が拡散されてからそれは事実ではないと否定するやり方は効果的ではない。多くの人はすでに物事を極点に捉えてしまっているから。これに対処するには誤情報をあとから正すのではなくむしろプリバンキングが必要。プリバンキングは予防接種のようなもの」などコメント。プリバンキングとは偽情報やその手口などを事前に人々に警告することだという。タン氏自身が制作した「プリバンキング」動画を紹介。俳優を雇い自らの話し方や動作を演じてもらいAIが俳優の顔をタン氏の顔に置き換え動画を生成。フェイク動画がどのようにできるのかプロセスを示している。台湾は中国からとみられるフェイクニュースの脅威にさらされている。また、多様性をめぐり分断する社会についてタン氏は「他者を自分とは異なる人たちと切り捨てて悪者あつかいし相手も同じように繰り返す。そうなると社会は分断する」などコメント。そして、自らを性別を男性・女性の枠組みに当てはめないノンバイナリーであることにも触れ「入閣のとき性別蘭も所属政党蘭にも該当なしと記入した」などコメント。