THE TIME’ (ニュース)
スポンサー離れなどを理由に2024年度の通期決算で200億円超の最終赤字に転落したフジ・メディアHD。その経営をめぐり対立が深まっている。SBI HDの北尾吉孝社長を含む12人の取締役候補を提案している物言う株主「ダルトン・インベストメンツ」に対し、フジテレビは先週金曜、ダルトン側の提案する候補者12人を拒否する方針を発表。ファミリーマートの澤田貴司元社長ら新たな候補者4人を発表した。この決定にダルトンは反発。今後の展開についてTBS CROSS DIGの竹下氏は、株主総会で会社側の提案と主要株主側の提案が対立した際に必要な議決権を得るための多数派形成となる(委任状争奪戦)の勝負になるとのことで、どちらの案が優れているのかが勝負のポイントになる。