Nスタ (ニュース)
一連のフジテレビの問題を巡って進退が注目されている日枝相談役。JNNの取材に取締役の1人は退任を求めるのは難しいとの見方を示した。昨日、フジテレビの清水新社長が社員宛てに送ったメールで自ら経営陣を「オールドボーイズクラブ」と呼び、経営の刷新を図ろうとしている。今朝、取材に応じた親会社の齋藤清人 社外取締役は4月に向けて、新たな経営陣を選ぶのに当たっては人事の透明性が求められると強調した。新たな経営体制で焦点となるのが40年以上相談役を務める日枝久相談役の進退。日枝氏はこれまでの経営陣の人事にも深く関わってきたとされている。かつては雪の中でも連日、自宅前で報道陣の取材に応じていた日枝氏。ただ、今回の騒動では取材に応じていない。JNNの取材に対して、取締役の1人は継続の意思がある人に退任してもらうのはすごく難しいと漏らしている。清水新社長は就任挨拶のメールで誰もが躊躇なく意見を述べられる職場環境の透明性を約束したが、日枝氏の進退にも関わることになりそうだ。