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書類送検されたのはプロ野球巨人に所属するオコエ瑠偉選手と増田大輝選手。2人はスマートフォンから金をかけたとして賭博の疑いがもたれている。調べに対しいずれも容疑を認めているという。警視庁は球団から相談を受けて任意で事情を聴取を行うなどして捜査していたが自主的に申告してきたことから起訴を求める意見はつけなかったとしている。一方、野球協約で失格の処分対象の野球賭博などスポーツ賭博の利用は確認されていないという。巨人は「2人は違法性を認識しないまま興味本位で利用していたことを深く後悔し。制裁金の支払いも異議なく受け入れている」としている。そして今後の検察庁の判断などを踏まえつつ、適切に対処していく考えだという。プロ野球でのオンラインカジノの利用について、利用が判明した8球団16人に各球団が総額1020万円の制裁金を課している。そして、問題は芸能界にも。吉本興業所属のタレント6人もオンラインカジノで金をかけていたとして警視庁は先月賭博の疑いで書類送検。去年全国の警察が摘発したオンラインカジノの賭博事件は、件数・検挙人数ともに最多となった。警察庁が初めて行った実態調査ではオンラインカジノの経験者は336万8000人と推計している。さらに国内での年間の賭け金を推計したところ総額1兆2400億円にのぼったという。警察庁は改めて違法性の周知徹底など。踏み込んだ対策を進めていくとしている。