ニュースウオッチ9 (ニュース)
プーチン大統領が北方領土を初めて訪問し、水産加工施設や病院、學校などを視察した。
兵頭慎治氏によると、大統領は9月の議会下院選挙、統一地方選挙に向け、地方遊説に注力している。今回の初訪問は有権者へのアピール、制裁を科す日本への牽制が考えられるという。日本政府は「北方領土は日本固有の領土」と一環して主張し、ロシアとの交渉に臨んできた。安倍晋三首相、プーチン大統領は平和条約の締結後、歯舞群島、色丹島を引き渡すとした1956年の日ソ共同宣言を基礎に交渉を推進していくことで一致。だが、両国の溝が埋まらない状況が続いていた。24年、大統領は北方領土への訪問に意欲を示していた。高市早苗首相は「断じて許容できない」などとプーチン大統領の北方領土初訪問を批判し、茂木外相はロシアの駐日大使を呼び出して抗議した。兵頭氏は日露関係が冷え込み、ロシアが中国に政治的に寄り添う姿勢を強めることを懸念する。
