THE TIME, けさの見出し 知りTIME
2002年、日韓W杯でイングランド代表のキャプテンを務めた、デイビッド・ベッカムさん。当時のソフトモヒカン姿は「ベッカムヘアー」と呼ばれ、真似する人が続出。今回、ベッカムさんにチャールズ国王から「ナイト」の爵位が授与されることが決まった。サッカー選手としての功績や、ロンドン五輪の招致活動などの社会貢献が評価されたよう。これまでにはビートルズのポール・マッカートニーさんなどが授与されている。「ナイト」になるとサーの敬称をつけるため、「サー・デイビッド」と呼ばれることになる。英国王室ジャーナリストの多賀幹子さんは「(日本人で言えば)国民栄誉賞みたいな、引退後に目指したものがこの『サー』だった」などとコメント。ベッカムさんへの授与は国民から懐疑的な意見も上がっていたが、それをひっくり返したのが「エリザベス女王の葬儀」。多賀幹子さんによると、みんなといっしょに並んで何時間も立って待ち、最後のお別れをしたことで国民がベッカムさんを見直したという。ベッカムさんは14日から「サー」と呼ばれる。