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日本海側を中心に警報級の大雪となるおそれがある日本列島。再びやってくる寒波に各地で不安の声が聞かれた。関東3大梅林の1つ、越生梅林を取材。関係者は「寒い日が続くと梅の開花が足踏みをしてしまう」と語った。例年同時期は5分咲きだが、きのうは約1000本の梅はほとんどがつぼみ。茨城・古河市・キャベツ農家からも不安の声が聞かれた。度重なる寒波の影響でキャベツの収穫量が半分に減少。小ぶりなキャベツは廃棄になってしまう。春のじゃがいもの産地の1つ、鹿児島・長島町にある農園の関係者は「カラカラに枯れて茎から葉っぱが取れちゃう」などと語った。原因は度重なる寒波。積雪で葉が凍る被害で、生育しても小玉にしかならず、4月予定の収穫量は例年の約3割減になる見込み。取材した農家によるとキャベツやじゃがいもの価格が今後高騰するおそれがあるとのこと。