ポニーとお別れ 小学生のPR大作戦

2025年4月25日放送 14:51 - 15:02 日本テレビ
情報ライブ ミヤネ屋 ナゼナゼNEWS

去年12月、届いた一通の手紙の差出人は長野県伊那小学校3年春組からとなっていた。手紙は共に3年過ごしたポニー”クリスター”との別れが近く、とある理由で別れる”クリスター”をPRしたいというものだった。ポニーのクリスターは3年春組が1年生のとき長野県内の牧場から伊那小学校へやって来たが、4年生でクラス替えを控えておりクリスターは牧場へ帰ることが決まった。ことし1月、登校した児童が真っ先に向かったのはクリスターのところだったがそれは当番を決めるのではなくルールとして自主的に世話をするからとなっていた。クラスで定期的に集めているアルミ缶はコンテナ1杯で約1万円となっており、クリスターのエサ代などになっていた。家も手作りで雨漏りも自分たちで修理しており、散歩ではクラスメートの家を訪ねる家庭訪問となっていた、別れが迫る中、春組は”最後にうやりたいこと”を考えその中で一番地からを入れたのがクリスターのPR作戦だった。クリスターは高齢のため人を乗せることができないため、「牧場に帰った後人と触れ合えずに寂しい思いをするのではないか?」と心配しているのだという。手作りのチラシを作っており、QRコードを読み込むと紹介動画が見れたりできるようになっていた。チラシの発送先を相談し話し合いの末、チラシは長野県全ての公立小学校376校に送るほか地元の店舗などに配ることとなった。
ことし2月はみんなで計画したPR作戦の1つ「ミニキャンプ」を行うこととなった。クリスターをなでたり、エサをあげたりできるイベントである。イベントは大成功となった。3月5日、別れの日は雪景色となっていた。いつもの朝と同じく、子どもたちが真っ先に向かうのはクリスターのところだった。最後の時間はクリスターへの感謝とこれからの幸せを願い、手紙や絵を書くことになった。そして別れのときとなり、牧場へ帰っていった。クリスターの行き先は学校から車で1時間半ほどの場所にある蓼科ポニー牧場。見送りを終えた子どもたちは早速後を追うようにやって来た。クリスターとの思い出を胸に、子どもたちは新学期を迎えることとなる。


キーワード
蓼科ポニー牧場伊那市(長野)茅野市(長野)伊那市立伊那小学校

TVでた蔵 関連記事…

3年間クラスで育てたポニー 世話も散歩も子ども… (news every. 2025/4/17 15:50

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.