マラソンコース 自転車でどう計測してる?

2025年9月6日放送 21:09 - 21:14 TBS
ジョブチューン 世界一になれた意外なヒミツをぶっちゃけ

マラソンコースの距離はどんな人がどのように計測しているのか。密着するのは毎年1万人以上が参加し、来年2月に開催予定の青梅マラソン。計測員歴20年・日本陸連国際道路コース計測員の福島さんはこれまでに東京五輪2020や来週から開幕する東京2025世界陸上のマラソンコースも計測してきた。マラソンは道路を使うため、午前中やお昼は交通量が多くて危険。そのため、コースの計測は交通量の少ない深夜~早朝に行うという。青梅マラソンには10kmと30kmのコースがある。今回は事前に設定された30kmのコースを実際に走り、正確に30kmあるのか計測。計測前に必ずやることがカリブレーション。自転車の前輪に専用の計測カウンターを取り付け、400m走ると何カウントになるのかを確認する。計測する人が乗る自転車の種類やその人の体重、その日の気温など色んな条件で微妙にタイヤの空気圧が変わる。タイヤの空気圧が変わることでタイヤの外周が変化するため、計測の度にカリブレーションを行わないと距離を正確に測れない。400mを確認したカウント数で割り、この日は1カウントあたり約9cmと認識。この基準をもとにコース全体の距離を測っていく。計測で一番大事なのが、スタートからゴールまで自転車をフラつかせず、常に真っ直ぐ走行すること。1年以上かけて真っ直ぐ走れるようになったという福島さんは難しい急勾配な上り坂も真っ直ぐ走行。約2時間でコース計測が完了。結果は29km984m28cm、15m72cm足りない。


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