ポツンと一軒家 徳島県のポツンと一軒家
徳島県のポツンと一軒家を訪ね、主のミツ子さんと長男の稔さんに話を聞いた。築150年の母屋に上げてもらった。居間や仏間があり、亡き父の三回忌をした。ミツ子さんは挙式もこの仏間でした。ミツ子さんは昔は谷に橋がなく山を歩いて嫁入りしたと話した。麓の集落で7人兄妹の末っ子として生まれたミツ子さんは隆敏さんと結婚し3人の子宝に恵まれた。隆敏さんは林業と土木業を兼業していた。ミツ子さんも土木工事の仕事をしていた。稔さんは三好市の高校を卒業後、大阪の食道園で働いた。徳島に戻りホテルで働き、父が亡くなる前までカフェレストランを経営していた。4年前に実家に戻り、母と同居を始めた。現在は母屋の奥にある改装した平屋で寝起きしている。壁にはアグネス・ラムのポスターが貼ってあった。母屋を挟んで反対側には今は倉庫になっている蚕小屋があった。