- 出演者
- 内村光良 大竹一樹(さまぁ~ず) 千原ジュニア 池田美優
日本人の米の年間消費量は700万トン以上。お米を美味しく食べる方法は、テレビや雑誌で紹介されすぎている。きょうは、その決定版を紹介する。
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- 象印食堂 東京店
お米を炊く前に、水に浸けるか、浸けないか。街で100人に聞くと、浸けるという人が57人でやや優勢だった。プロフェッショナル3人は全員、水に浸けないと答えた。最近の炊飯器には、「水に浸さなくてもすぐに炊ける」と記載されていて、炊飯時間に浸水時間が含まれている。土鍋で炊く場合は、冷水に約30分浸けるとふっくらおいしく炊きあがるという。
炊飯器でご飯を炊く水の正解は、水道水か、ミネラルウォーターか。街で100人に聞くと、68人が水道水と答えた。炭酸水や温泉水を使うという人もいた。どちらを使って炊いても見た目はほぼ同じ。プロフェッショナル3人は、水道水だと答えた。軟水のミネラルウォーターを使うと、水分が吸収されやすくふっくらした炊き上がりになるが、硬水を使うと、ミネラルが米野表面に付着し給水を妨げるためパサパサした食感になるという。炊いたご飯の味を計測できる炊飯食味計を使って検証すると、100点満点中、軟水のミネラルウォーターも水道水も86点で同じだった。どちらを使ってもいいが、水道水で十分だという。お米を研ぐときは、3分以内に終わらせることがポイント。20回研いで2回すすぎ、10回研いで2回すすげば十分だという。
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お米の太りにくい食べ方をアンミカが紹介。ご飯を冷たくして食べると太りにくい。ご飯は糖質が多く体に吸収されやすいが、冷ますことでレジスタントスターチという体内で吸収されにくいでんぷん成分が増加する。ダルビッシュ有投手は冷凍焼きおにぎりしか食べないという。一度でも冷やせばレジスタントスターチは元より増えた状態になる。お米に関する話について草薙航基は「タイムマシーン3号の3号は、関太が1日で食べるお米の3合からとった。」、飯尾和樹は「井森美幸がダイエット中でご飯を半ライスにしたが、その後半ライスをおかわりした。」などと話した。
「炊飯時にちょい足しするなら?」を街で100人に調査。氷が54人、日本酒が21人、備長炭が17人、その他が8人との結果になった。専門家の正解は日本酒2人、備長炭1人となった。
炊飯時にちょい足しするものについて専門家は日本酒、備長炭と回答。日本酒はお米由来の糖分が豊富で甘みがプラスされる。さらにアルコールがお米の栄養が溶けるのを防ぐ効果があり、ツヤが出て粒がたった炊き上がりになる。氷を入れるとお米の滞留を妨げてしまう。備長炭は古いお米の不純物を吸収する特性がある。親指くらいのサイズが最適。
「おひとりさま用 超高速弁当箱炊飯器」は電源があれば最速14分で最大1合の炊きたてご飯が作れるという。また炊飯器で美味しいお米を炊くには使用後に内ぶたを毎回洗うことが大切だという。
日本で1番お米を食べているのは福井・福井市。1世帯のあたりのお米の年間消費量は約77kgだという。またコシヒカリは1956年に福井県農業試験場で誕生したとのこと。
アンミカさんイチオシのご飯のお供は辰屋の「神戸牛 佃煮」。飯尾さんイチオシのご飯のお供は蔦金商店の「海苔」。スタジオで両者を試食し、出演者から「美味しい」などの声があがった。
パラパラチャーハンの作り方として「先に卵を炒める」か「先に卵とご飯を絡める」かのどちらが正解か紹介。専門家の正解は「先に卵を炒める」。先に卵とご飯を混ぜてしまうと日が通るまでに時間がかかり、お米の内側に水分が残ってベチャついてしまうとのこと。
パラパラチャーハンを作る正解は、温かいご飯か、冷やご飯か。街で100人に聞くと、54人が冷やご飯と答えた。チャーハン好きの内村は、家で作るときは冷やご飯を使うが、別番組で作ったときは温かいご飯を使った、正解がわからないなどと話した。
パラパラチャーハンを作る正解は、温かいご飯か、冷やご飯か。プロフェッショナル3人は、温かいご飯と答えた。炊いたご飯を一度冷やすと、お米が硬くなり、粒同士がくっついてしまうため、パラパラになりにくいという。モノの強度を測る機械で、温かいご飯と冷やご飯でそれぞれ作ったチャーハンを同じスピードで押しつぶしてみると、温かいご飯で作ったほうが早く崩れた。大さじ一杯の水をかけてから炒めるとすぐにパラパラになるという。
パラパラチャーハンを作る火加減の正解は、弱火だという。強火でパラパラにするには、プロの火力と技術が必要。家庭では、弱火でゆっくりかき混ぜることで余計な水分が飛んでパラパラになるという。
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パラパラチャーハンが世間に広まったきっかけについて、飯尾は、漫画「美味しんぼ」がきっかけだとし、チャーハンがうまくできない調理人に、山岡が見本として、鍋を放り投げ、チャーハンが炎に当たり水分が飛んで、美味しいチャーハンになると教えた話があり、ここから、パラパラが美味しいと広まっていったなどと話した。
おにぎりの専門店は2020年は1162店だったのに対し、2024年時点では2055店まで拡大しているという。(食べログ調べ)ミシュランガイド東京2025にはおにぎり浅草宿六も名を連ねるなどしている。ドジャースタジアムでも築地銀だこが日本産の米にこだわったおにぎりの販売を行っていてこちらも好評となっているが、ここで問題。美味しいおにぎりの正解は?A:炊き立てを握る B:冷まして握る。正解はB:冷まして握る。たにりり氏によると、熱い状態で握ると水分が余分に入りベチャッとしてしまいがちだという。水島弘史氏によると熱い状態で握ると具材が傷んでしまうという。「卵黄+肉そぼろ」「すじこ+さけ」が名物のぼんごで話を伺うと、おにぎりをほとんど握らない様子も見られたが、炊きたては蓋を開けた状態で放置することで適切な温度にしているという。でんぷんは冷ますと表面が固くなることで軽く握っても崩れにくいのだという。
おにぎりを作る際にはラップでくるむ人と、アルミホイルでくるむ人がいるが、正解はアルミホイル。ラップは通気性が悪いものの、アルミホイルはおにぎりと密着しすぎずべちゃつかないという。
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金の国の渡部おにぎりはYou Tubeで作ったおにぎりをあげるチャンネルをやっていると草薙が紹介し、久しぶりに見てみたら、ラブchannelになっていたと話した。
昔に比べ野菜も美味しくなっている。昭和では、青臭くて酸っぱいが当たり前だったトマトが令和になり進化。昭和時代にトマトが酸っぱかった理由は、完熟前に収穫していたから。完熟したトマトを出荷すると運搬中に潰れるなどしてしまうためだった。この状況を変えたのはタキイ種苗。13年の研究の末、1983年、新たなトマトを開発。これが桃太郎。完熟しても柔らかくなりすぎず、輸送問題を解決し、トマト本来の甘さを引き出すことに成功。新聞にも取り上げられた。これをきっかけに全国で高糖度トマトの生産に乗り出した。千葉大学教授によるとアメーラトマトは糖度が8~9と言われている。糖度9の群馬県のトマトがブリックスナイン。千葉県で作られた糖度が高いミニトマトがGRAND QUEEN。ミニトマト界の至宝と言われ、糖度は13。1粒約430円と高額だが、甘さが話題となり購入希望者が殺到しているという。
GRAND QUEENの秘密を探るため、農園へ潜入。農園では、マルハナバチが飛んでおり、より自然に近い形で受粉させるため、飼育しているという。また、温度管理のため、エアコンも完備されていた。手間とお金をかけて育てられたミニトマトがGRAND QUEENとして出荷されるのだが、1粒ずつ糖度を測って糖度13で色、艶が美しいものを選別し、選ばれたものだけがGRAND QUEENとして出荷される。確率は1000分の1あるかどうかだという。
スタジオでGRAND QUEENを試食することに。じゃんけんの勝者のみが食べられる。松井玲奈とみちょぱが試食。トマトじゃないみたいに甘いとのこと。
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