東京・府中市のRamen Rougeでは生ハムからスープの塩味を引き出している。デュラム粉というパスタに使われる粉も活用していき弾力を特徴としている。素材の味で仕上げたラーメンは洋風に仕上がる様子が見られる。柴田貴史氏も複雑な素材の旨みが上質なスープとなり、デュラム粉の甘みがスープと調和していると評価した。7年前にミシュランの星付き店舗からラーメン事業に参戦し、ミシュランでも星付き店舗となったが経営方針が変わったことで独立を果たした坂田さん。妻と3人の子どもの支えの中、味へのこだわりから開店資金は3000万円超になったという。「特製鴨上湯そば」は車返団地で楽しむことができる。