都内にあるお米専門店では、続々と新米の入荷が始まっているが、値段は5キロ6000円台から8000円以上するものも。去年と比べ2.5倍程高くなっているという。こちらの店では8割の客が古米を購入しているという。新米が出回ることで価格が下がると期待されていたが、ここ2週連続で上昇。先週は統計開始以来の最大の上げ幅となる264円値上がり4155円に。小泉農林水産大臣は、価格高騰の要因の一つとして、農協が農家に支払うコメの仮払い金「概算金」をあげた。今年のコメの生産は、去年より大幅に増える見通しだというが、専門家は市場では米不足の不安が払拭されておらず、コメの買い取り競争が続いているという。
