リオープンから1年 需要活性化

2024年6月26日放送 6:44 - 6:51 テレビ東京
モーサテ 深読みリサーチ

大和証券の関根さんはレジャー関係企業について「決算実績そのものは各社順調そのものだったと考えているが、一方で株価はややネガティブなりアクションだったと考える。24年度以降に向けて各社が先行投資を積み増す傾向があったことなどが嫌気された可能性があると思っている。事業環境全体としてはインバウンドを中心に好調だと考えている。訪日外国人の数は絶好調になっていて、特に宿泊者数はコロナ前の2019年の水準を大きく超過している状況になっている。また国際線の航空需要もアジア圏の人流はコロナ禍以降回復が遅れていたと思うが、RPK(旅客数×輸送距離)を見ると回復傾向にある。消費額も同様に大幅増加が続いている状態。日本人の人流のみに注目するとコロナ禍以降のリオープンから1年を経て効果が一巡してきた印象。一方、インバウンド需要が見込める企業、またインフレ下で値上げを実施している企業を中心に業績はまだまだ好調だと考える。特に長い目で見ると、遊園地やホテルは値上げ力を持っていると思っていて、国内のCPI対比で確実に相対価格の上昇を実現してきたと分析している。」などと述べた。関根さんの注目銘柄は「オリエンタルランド」。24年3月期の営業利益は前年比+48.8%増の1654億円と順調な内容だった。また25年3月期は今月6日に開業した「ファンタジースピリングスエリア」の寄与と訪日外国人によるゲスト数の増加が期待できる。大株主による売り出し懸念もあるが、会社側も自己株式取得の発表など柔軟に対応する考えを示している。「サンリオ」は24年3月期の営業利益は前年比で103.5%増の270億円と大幅に成長を遂げてきている。グローバルでハローキティ以外の複数キャラクター戦略が壮行したほか、ライセンス先の多様化が進んできている。レジャー株に投資する際の注意点について関根さんは「期待値が大きいぶん株価のボラティリティーが激しいセクターである点には留意を頂きたいが、大事なのは業績。景気が急速に悪化した際、消費動向が鈍化してきた際のマイナスの影響にも留意を。」などと述べた。


キーワード
オリエンタルランドサンリオ三井不動産京成電鉄大和証券ハローキティモーサテ朝活OnlineMorning satellite PREMIUMRPK

TVでた蔵 関連記事…

TOPIX 34年半ぶり史上最高値 (モーサテ 2024/7/5 5:45

日経平均とTOPIX ダブル最高値 (グッド!モーニング 2024/7/5 4:55

日経平均&TOPIX ダブル最高値 (グッド!モーニング 2024/7/5 4:55

日経平均とTOPIX 最高値更新 (ゆうがたサテライト 2024/7/4 16:54

山本氏の注目ニュース フランス下院選を受けた… (モーサテ 2024/7/2 5:45

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.