報道特集 (特集)
巨額の公費で開催される大阪関西万博。2025年日本国際博覧会協会・高科淳副事務総長は「万博のテーマは“いのち輝く未来社会のデザイン”」、始まれば盛り上がっていく?「ボランティアを2万人募集したら、5万5000人から手が挙がった。期待を裏切らないようにしっかり準備をしていきたい」と述べた。大屋根リングなどがあるメイン会場の隣のエリアでは広い範囲で大きくめくれ上がったコンクリート製の床。今年3月、爆発事故が発生。原因はメタンガス。当時現場近くにいた作業員は「びっくりするくらいの音」と語った。爆発があったのは、1区と呼ばれるエリアのトイレ予定地。付近には、受付ゲートや飲食ブースなども建つ予定で、来場した人が多く立ち入るエリアとなる。事故について2025年日本国際博覧会協会・藁田博行整備局長は「これぐらいで済んでよかったというのが本音」と述べた。万博協会によると、作業場所のメタンガスの濃度は測定していたが、溶接作業の火花が測定していない地下に落ちメタンガスに引火したという。万博会場となる夢洲は、ゴミの最終処分場にするため埋め立てられた土地。大量のメタンガスが発生している。