ZIP! TOP NEWS 解説
ゴールデンウィーク前半戦。最後の祝日を迎えた大阪・関西万博。約37億年前のものと推定される月の石が展示されたアメリカ館には約3時間待ちの長蛇の列ができていた。開幕から11日目で来場者数100万人を超え、万博は連日大勢の人でにぎわいを見せている。おととい、万博協会はカスタマーハラスメント基本方針を策定したと発表した。万博協会の高科副事務総長は「開幕以降、職員や万博に関わる関係者がお客様から社会通念上不相当と考えられるような要求や言動を受けたと行った報告もある」と経緯あかした。悪質なカスハラについては会場への入場制限やサービスをの利用を断り、必要に応じて刑事・民事上の手続きを行うとしている。また高科副事務総長は「関係者の尊厳が傷つけられ業務遂行に支障が生じる場合もあり、最終的にはお客様にもご迷惑をおかけすることになる」と説明し、「方針に基づいて毅然とした態度で組織的に対応していきたいと考えている」と話した。