THE TIME, BIZニュース
三井住友フィナンシャルグループとSBIホールディングスは共同で、個人向け資産運用サービスを手がける新会社設立を発表した。富裕層を主な対象に、アプリやビデオ通話などのデジタルと対面を組み合わせたサービスを来年春ごろから展開する。三井住友FG・中島達社長は「デジタル富裕層が加速度的に増加していくことは間違いない」などと述べた。貯蓄から投資への流れが進む中、準富裕層以上を対象としたビジネスが拡大するとみられている。三菱UFJ銀行では、資産運用を自動化する「ウェルスナビ」を完全子会社化するなど国内の金融機関は次々と新しい戦略を打ち出している。