不屈のセッター・藤井直伸~希望の星が遺したもの~

2024年8月8日放送 1:47 - 1:58 フジテレビ
FNSドキュメンタリー大賞 (FNSドキュメンタリー大賞)

静岡県三島市に本拠地を置く東レアローズ静岡は、藤井さんが大学卒業後に入団したVリーグチーム。ここで唯一無二の相棒と出会った。藤井さんより1年早く入団した李博選手。2人の阿吽の呼吸で流れるように繰り出すBクイックは世界一美しいBクイックとも称された。Bクイックはセッターのすぐ前に短く早いトスをあげるのがAクイック。BクイックはAクイックより距離を伸ばし2m以上離れる分より高い技術が求められるが相手ブロックが対応しづらいという利点が生まれる。 李博選手は互いに苦手だった所から練習が始めたという。血のにじむ努力で生まれたBクイックは、日本代表として藤井さんと正セッターの座を争った関田誠大選手。藤井さんのBクイックを簡単に真似できるものではなかったという。レシーブが乱れても徹底して攻撃を仕掛けていく。2017年に2人はリーグ優勝の原動力に。その後日本代表に招集された。男子日本代表はフィリップ・ブランコーチのもとで練習を行った。速い攻撃をいかしたバレーが必要と考えていた。藤井もその一人で、関田選手は藤井さんから学びクイックを多く使うようになったという。
男子バレーの進化を支えた藤井さんは明るい性格で、バレーの輪を広げた。チームの本距離がある静岡おでんの店はよくチームメイトで通っていた。茶目っ気があり義理につい人柄だったというがコートではチームを鼓舞する熱い姿が印象的だった。代表入りしてからも順風満帆ではなく2019年には試合中いチームメイトと衝突し左手を骨折。ボールを操るセッターとして致命傷になりうる大怪我だった。東京五輪の出場を目指していた藤井さんは東日本大震災で被災した故郷や、支えてくれた人のために感謝の思いを示そうとしている。
21年に東京五輪が開幕。母校で佐々木隆義さんが見守る中で相棒の李博選手とともにオリンピックの舞台へ。2人で練習を重ねて生まれた世界一美しいBクイック。諦めなければ道が拓けることを示した。29年ぶりの五輪べスト8入りに貢献した。オリンピック後には元日本代表のセッターの美弥さんと結婚。決意を新たにチームで練習を重ねていた。しかしそこに予期せぬ出来事がおこった。


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