中国が狙う影響力の“拡大” 「一帯一路」にプーチン氏の姿

2023年10月17日放送 22:13 - 22:23 テレビ朝日
報道ステーション (ニュース)

巨大経済圏構想「一帯一路」のフォーラムが開幕し、プーチン大統領はウクライナへの侵攻後、初めて訪中した。18日、習近平主席と会談するという。昆明からラオスの首都、ビエンチャンまでは高速鉄道で約9時間半で、約1兆円の総工費の7割を中国が拠出した。ビエンチャンでは中国による投資で開発が進み、今年の経済成長率は4%にのぼるという。中国には、3つのルートで東南アジアと結ぶ鉄道構想がある。しかし、開通済みなのは、ラオスまでのみ。東と西の路線が遅々として進まないなか、カンボジアを通って、海に出るルートの建設が浮上。昨年に高速道路が開通し、首都のプノンペンと港湾都市のシアヌークビルの間は2時間余り。16日には国際空港の運用もスタート。ただ、シアヌークビルでは中国の投資で開発したものの、建物の建設がストップしている。港湾開発によって漁獲量も減っているという。
中国経済自体に陰りが見え、G7で唯一参加していたイタリアが離脱を検討するなど、巨大経済圏構想は曲がり角を迎えている。その中国が懸念するのはプーチン政権の瓦解、NATOと蜜月関係になるロシアで、今回のフォーラムではロシアとの結束を表現するとみられるという。


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