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米国・ワシントンの国立動物園によると、中国から貸し出されたジャイアントパンダ2頭はチャーター機で中国の四川省から到着した。いずれも3歳のオス“バオリー”とメス“チンバオ”で、来年1月24日から一般に公開される予定。この動物園へのパンダの貸し出しは1972年のニクソン大統領の訪中をきっかけに始まったが、米中関係が悪化する中、去年親子3頭が返還されて以降、パンダがいない状況が続いていた。しかし去年11月に習近平国家主席が米国を訪問した際、パンダを再び貸し出すことに前向きな考えを示し、その後、今回の2頭を米国に送ることが決まった。CNNテレビは“パンダ外交の再開は貿易や技術などを巡り緊張が高まっていた大国のライバル関係においてまれに見る明るい話題”と伝えている。