2024年10月16日放送 12:00 - 12:15 NHK総合

ニュース

出演者
中山果奈 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ニュース)
被災地 輪島でも期日前投票始まる

きのう公示された衆議院選挙の期日前投票がきょうから始まった。ことし1月の能登半島地震と先月の記録的大雨で大きな被害を受けた石川・輪島市では市役所に投票所が設けられ、午前8時半から有権者が次々と訪れ1票を投じていた。輪島市では前回の衆議院選挙で期日前の投票所を設けた町野支所が先月の大雨で床上まで水につかって使用できなくなり、代わりに地区の仮設住宅の集会所や小学校の体育館に期日前の投票所を設けるという。ポスターの掲示にも影響が出ていて、これまで設置されていた場所の地盤が崩れたり所有者が避難して連絡が取れなかったりしていて前回のおよそ4割程度の60か所に減らしたという。投開票日は、災害対応で市の職員が不足していることから県内外から応援に来ている職員が選挙の対応にあたることにしている。

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令和6年能登半島地震衆議院議員総選挙輪島市 町野支所輪島市(石川)
50年超運転へ「保安規定」変更を認可

福井県にある関西電力の高浜原発1号機は国内で運転している最も古い原発で、来月14日で運転開始から50年となる。最長60年までの運転延長が認められているが、50年を超えて運転するには施設の劣化状況を考慮した管理方針を策定することが義務づけられていて、関西電力はこの方針を盛り込んだ「保安規定」の変更を原子力規制委員会に申請していた。きょう開かれた規制委員会の定例会では、事務局の原子力規制庁から原子炉内の劣化状況について新たな方法で追加的な評価を行ったことなどが盛り込まれていることが説明され、審議の結果、保安規定の変更を認可することが全会一致で決定された。これにより、高浜原発1号機は国内の原発で初めて50年を超えて運転される見通しになった。一方、来年6月には最長60年に制限されていた原発の運転期間をさらに延長できるようになったことに伴う新たな規制制度が施行されることから、高浜原発1号機についても改めて管理計画を策定し認可を受ける必要がある。

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原子力規制委員会原子力規制庁関西電力高浜町(福井)高浜発電所1号機
日英伊で共同開発 次期戦闘機の展示

航空や宇宙、防衛に関わる企業が最新の製品や技術を紹介する国際航空宇宙展(東京・江東区)。日本が英国やイタリアと共同開発している次期戦闘機の展示も行われ、三菱重工業など機体の製造で中核を担う3社が共同のブースを出展した。次期戦闘機を巡っては政府がことし3月、歯止めを設けたうえで第三国への輸出を容認していて、3社では今後の展開を視野に東南アジアの国々やオーストラリアなどの防衛関係者らを招いて開発状況を説明した。一方で次期戦闘機の第三国への輸出は日本の安全保障政策の転換となるだけに、歯止めが適切に運用されるかも含めて今後議論となりそう。

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三菱重工業国際航空宇宙展江東区(東京)
今後の資源管理方針を議論

きょう水産庁が開いた会議には全国のイカの漁業者や自治体の職員が出席し、不漁の原因や今後の資源管理をどうしていくか話し合っている。日本海や太平洋に生息するスルメイカは日本で最も漁獲されているイカだが、水産庁によると海洋環境の変化などにより2016年以降、漁獲量は大きく減少している。午前の会議では、スルメイカの資源評価を行う国の研究機関の担当者が資源の将来予測を示したうえで、漁獲量の回復に向けて今後の漁獲目標をどうすべきか説明していた。水産庁は今後も議論を続け、年内をめどにスルメイカの資源回復の目標や今後の資源管理の方針を取りまとめることにしている。

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スルメイカ千代田区(東京)水産庁魚谷敏紀
北朝鮮”140万人余の若者が軍に志願”

“今月、韓国がピョンヤン上空に無人機を飛ばしてビラをまいた”と主張し、報復措置も辞さない姿勢を示している北朝鮮。きょう付けの朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は“韓国が首都に対して重大な主権侵害を行った”としたうえで、“きのうまでの2日間で合わせて140万人余りの若者たちが軍への入隊や復隊を志願した”と伝えた。そして、“戦争を勃発させようと犯罪まで起こす連中との悪縁を絶とうとする新しい世代の復しゅう心の表れだ”として、韓国への対決姿勢を強調した。専門家からは無人機を巡る北朝鮮の対応について“韓国を敵対国と見なす政策を国民に浸透させたいねらいがある”との指摘も出ている。一方で北朝鮮はきのう、韓国とつながる北朝鮮側の道路と鉄道の一部を爆破したことについてはこれまでのところ発表していない。

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ピョンヤン(北朝鮮)労働新聞朝鮮中央通信朝鮮人民軍朝鮮労働党
中国のパンダ2頭 アメリカに到着

米国・ワシントンの国立動物園によると、中国から貸し出されたジャイアントパンダ2頭はチャーター機で中国の四川省から到着した。いずれも3歳のオス“バオリー”とメス“チンバオ”で、来年1月24日から一般に公開される予定。この動物園へのパンダの貸し出しは1972年のニクソン大統領の訪中をきっかけに始まったが、米中関係が悪化する中、去年親子3頭が返還されて以降、パンダがいない状況が続いていた。しかし去年11月に習近平国家主席が米国を訪問した際、パンダを再び貸し出すことに前向きな考えを示し、その後、今回の2頭を米国に送ることが決まった。CNNテレビは“パンダ外交の再開は貿易や技術などを巡り緊張が高まっていた大国のライバル関係においてまれに見る明るい話題”と伝えている。

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第3戦前に意気込み

大リーグ・ドジャースの大谷翔平が、メッツとのナショナルリーグ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦を前に意気込みを話した。リーグ優勝決定シリーズ第1戦では4打数2安打1打点と勝利に貢献した大谷。しかし第2戦は3打数ノーヒットでチームも敗れ、1勝1敗で第3戦に臨む。練習では第4戦の先発に決まった山本由伸投手がブルペンでおよそ30球。大谷はグラウンドに姿を見せず室内で調整を進めたものと見られる。あすの第3戦、日本時間午前9時過ぎから。

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ニューヨーク・メッツニューヨーク(アメリカ)リーグチャンピオンシップシリーズロサンゼルス・ドジャース大谷翔平山本由伸
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