中島佑気ジョセフ ”強さ”のワケ/高野進氏を超える歴史的6位入賞/中島佑気ジョセフ日本勢最高6位/田中希実 ”4大会連続” 決勝進出/山本有真 ”共闘”で決勝アシスト

2025年9月19日放送 12:19 - 12:33 TBS
ひるおび (ニュース)

中島佑気ジョセフ選手のレースは序盤に冷静さがあると高野進さんは話す。そして、400mという競技は序盤過ぎたあたりからほぼ無酸素運動になり、ラストにさしかかるところはさらに極限状態になるというが、中島佑気ジョセフ選手は後半も落ちないレースができる。高野進さんはこの能力について「ラストは世界のトップ選手でも苦しい全員落ちる。伸びているわけではないが落ちない。みんな落ちている中で彼は急激に落ちない。なだらかに落ちる特殊な能力」などコメント。決勝後のインタビューで中島佑気ジョセフ選手は「ようやく夢にみてきた決勝という舞台を東京で走ることができて、本当に幸せだったが、それよりも先に悔しいという感情がレース後出てきて。やっぱりメダル取りたかった。400m本当にキツイので、準決勝を走った段階でほとんどの選手がかなり体を消耗している中で、どれだけ1段階上げられるか。究極の精神力の勝負だったので。経験できたのはよかったと思うし、まだまだ先は長いので金メダルを目指していきたい」などコメント。これについて高野進さんは「彼が300mのときに、先頭と5m差だったら抜ける。だから前半をどれだけ早いペースで行けるか。スプリント力をつけることが課題になる」などコメント。
きのうの女子5000m世界の強豪が揃う予選第1組に登場した山本有真選手と田中希実選手。スタート直後から日本人選手2人が飛び出しトップに。山本選手ガペースメーカーになり進む展開に。そして、田中選手がペースを上げて先頭集団を引っ張る。田中選手は5位で決勝進出を決めた。山本選手は予選敗退。互いの健闘を称え抱き合い、山本選手に感謝を伝えるかのように何度も頭を下げるシーンもあった。レース後山本選手は「本当に楽しみな気持ちで走ることができた。私は情けない走りだったが、田中選手が有真ちゃんのおかげと言ってくれて嬉しかった」などコメント。田中選手は「今度こそやってくれると皆さんが言ってくれて、自分は報いたいと思った。すべての方々の存在があった、そのおかげで私はここにいる」などコメント。山本選手は今年4月の金栗記念選抜陸上中長距離大会では田中選手のペースメイクのおかげで2年半ぶりに自己新を出すことできたとして「(田中選手に)恩返しをしたい」と思ったという。予選で同じ組で走ることがわかり試合前に山本選手は田中選手に「もし作っていってほしいペースがあるなら言って下さい」とたずね田中選手の希望するペースで走ることを決めた。そしてレース後田中選手は「2人で作ったレースだよ」と声をかけたという。


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