ニュースウオッチ9 (ニュース)
交渉に同席した政府関係者は「2時間以上突っ込んだやり取りができた」と手応えを感じている様子だった。今月中旬以降に閣僚交渉を集中的に実施する方向になったことも合意に向けた双方の意欲の表れとみられている。ただ政府内には「交渉を急ぐとアメリカに譲るものが多くなるのでは」との見方もあり、早期合意を目指しつつも国益を最優先する方針となっている。一方アメリカでは市民・企業から関税措置の見直しを求める声が上がっている。トランプ大統領の支持率も低下傾向で、日本との交渉を早期にまとめて成果をアピールしたい思惑が政権内にあるという。ただアメリカは強力な交渉カードをいくつも持っており、日本にとって困難な交渉となることは間違いないとのこと。