ひるおび JNN NEWS
新年度予算案の修正をめぐり、自民党、公明党と日本維新の会が先ほど協議したが、まとまらず、今日再び協議することを確認した。3党は、高校授業料の無償化については大筋で合意していて、今日は、社会保険料の引き下げをめぐり、日本維新の会が求める医療費の年間4兆円の削減や財源の書きぶりなどについて意見が交わされた。
今日の衆議院予算委員会で、自民党・柴山昌彦元文部科学大臣は「私立高校については、授業料の補助によって、授業料の便乗値上げを招くのではないかとの懸念も様々な所から示されている」と指摘し、石破総理大臣は「便乗値上げなぞということが、あって良いとは全く思っていない」と述べた。石破総理大臣は「教育無償化により、教育予算の削減や将来世代への負担の先送りがあってはならない」と強調し、「歳出、歳入両面の措置を徹底的に行うことで、安定した恒久財源を見出すことは政府の責務」との考えを示した。