ニュースウオッチ9 (ニュース)
新年度予算案の着地点はまだ見通せないまま。政治とカネの問題では、参考人聴取が大きな関門に浮上。高校の授業料の無償化を求める日本維新の会からは、与党との協議内容を評価する声がある一方、社会保険料の負担軽減も求める意見などが出ていて、対応は決まっていない。さらに「103万円の壁」の見直しもまだまとまらない状況。自民党は、所得税の非課税枠を年収に応じて変え、このように年収200万円以下の人は、これまで政府が示していた123万円から160万円に引き上げるなどとしたが、国民民主党は「幅広い層の手取りの増加につながらない」として、一律の引き上げを求めている。予算案の年度内成立に向けて、野党の協力を得られるのか。詰めの協議が続く。