今とつながる「負の歴史」 首里城地下に眠る”戦跡”

2024年6月21日放送 22:30 - 22:33 テレビ朝日
報道ステーション (ニュース)

第32軍司令部壕保存・公開を求める会は県内各地で展示会を行っている。残したい理由は、消してしまいたい過去だがあえてみんなに見せる。今とつながる重要な負の歴史を残そうとしている。激しい地上戦があった沖縄。20万人以上の命が奪われ、県民の4人に1人が犠牲になった。第32軍司令部壕は軍の頭脳として機能し、沖縄戦の全てを決めていた場所。当時を知る人に話を聞くことができた。瀬名波榮喜さんは当時の学生たちで組織された鉄血勤皇隊の一員として旧日本軍の飛行場設営に駆り出される日々を過ごした。「一木一草にいたるまで戦力にせよ」という命令を旧日本軍が出していたという。32軍壕は軍の機密事項で全体像を知るものは1人もいないという。なぜなら設計図がないから。瀬名波さんは第32軍司令部壕を残す大きな意味があるという。


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