今春延伸! 北陸新幹線の整備工場

2024年4月29日放送 6:10 - 6:31 NHK総合
探検ファクトリー (探検ファクトリー)

やってきたのは白山総合車両所。北陸新幹線は金沢~敦賀間の開業により、新たに6つの駅が誕生した。それにより東京~敦賀間は最短3時間8分となった。
白山総合車両所を探検。施設の中に入ると北陸新幹線のW7系が並んでいた。ここは仕業交番検査庫という場所で、線路は全部で5線ある。白山総合車両所では、車両の日常点検から1ヶ月半に及ぶオーバーホールまで行っている。車両検査は3日に1回の検査から、160万km以内に行う全般検査まで、5つの種類がある。全般車両では車両を分解し、徹底的に行う最も大掛かりな検査となる。線路を渡るときは指さし確認が必要。北陸地方を走るW7系にはいくつかの雪対策が施されている。さらに工場内も雪対策をしている。車両床下点検は、床下のへこみや異常がないか、3日以内に1回確認している。
続いて、新幹線の車内を探検した。座席を赤外線カメラで見ることで、温度差を検知してぬれた箇所を可視化している。ぬれた座席は交換する。3人はカメラなしで運転席を見学。
続いては、車両を徹底的に調べる数年に1回の全般検査を探検。整備中の新幹線をけん引するための車両を車両移動機という。車両をばらばらにして行う全般検査だが、まずは車体を持ち上げて台車を取り外す。白山総合車両所では、1度に最大8両まで持ち上げることが可能。台車は車輪・ブレーキパッドの摩耗粉やほこりが付着して汚れている。洗浄後は台車を分解し、部品レベルで検査し修繕する。摩耗した車輪は削って修正、または新品に交換する。
車両の屋根にあるのはパンタグラフだが、こちらもバラバラに分解して部品一つ一つ入念に検査する。すべてのパーツを取り除いたら、ロボットによる自動塗装で美しい姿に生まれ変わる。塗装が終わると車体にすべてのパーツを元通りに取り付ける。約1ヶ月半かけて1編成12両の全般検査を行っている。


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