TBS NEWS (ニュース)
日本だけでなく、今や世界中で人気の国民食「ラーメン」。ただ、街ではカロリーや塩分を気にする人も。日本人が抱える「塩分の摂りすぎ問題」。そんな中、3日発表されたのが、主力商品の塩分を30%カットした減塩ラーメン。開発のきっかけは客からの要望。近年、健康志向の高まりなどから、減塩や無塩食品の市場は拡大傾向にある。とはいえ、減塩と聞くと街からは「減塩はイメージ的に好き好んで食べるものではない」との声も。今回目をつけたのが、キリンが開発した「エレキソルトスプーン」。電気の力で食べ物の塩味を強くすることができる。食べ物の塩味のもとといわれるナトリウムイオンは通常分散されているが、微弱な電流を通すことでナトリウムイオンがぎゅっと引き寄せられて集まり舌に触れるため、塩味が強く感じられる仕組み。まずは期間限定で販売し、今後、減塩ラーメン「減塩白丸元味」を通常メニューに追加するかどうか検討するという。