伝統の塩づくりの現場 石川 能登の揚浜塩

2024年9月15日放送 4:38 - 4:48 NHK総合
うまいッ! (うまいッ!)

珠洲市で塩づくりが行われてきたのは500年以上とも言われ、現在も8つの会社が製塩業を営んでいる。そのうちの1つは道の駅で作っている。揚浜式製塩は粘土地の上に砂をかぶせた塩田に海水を撒き、乾燥させることで余分な水分が蒸発し塩分が砂に付着する。この砂に海水をかけるとより濃い塩水が出てきて、それを煮詰めて塩を作る。釜焚きはまず塩水を煮て塩分濃度を上げる荒焚きを6時間、それを煮詰めて塩を取り出す仕上げの本焚きを14時間煮る。浦さんは火加減を操るため薪を使い分けている。揚浜塩は層状構造で舌の上に乗せたときに複雑に溶けていき味に深みが出る。釜焚きが終わったら塩を掻き出し4日かけて乾燥、目視で不純物などを取り除いたら完成。塩づくりの会社が軒を連ねる一帯は道路が通行止めになり水道復旧の見込みは立っていない。塩田や釜にも亀裂が入った。震災から4か月、塩づくりが再開した。


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能登半島珠洲市(石川)すず塩田村揚浜式製塩令和6年能登半島地震

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