伝統芸能の世界で現役で活躍する100歳さん

2023年10月29日放送 0:01 - 0:22 テレビ朝日
100歳に聞く。〜人生最高の瞬間〜 (100歳に聞く。〜人生最高の瞬間〜)

御年100歳の玉川祐子は、現役最年長曲師。浪曲とは、三味線を伴奏にして物語を進める伝統話芸のこと。独特の節と啖呵で語りを担当する浪曲師と、即興で三味線を演奏するなどして舞台をもり立てる曲師で構成。玉川は30分の公演を毎月1~2回担当。自宅のある2階までは階段を使い、杖にも頼らない。好物は納豆。生まれは1922年10月1日。茨城県笠間市で、農家の両親のもとに6人きょうだいの2番めとして誕生。貧乏な家庭で、小学校卒業後は呉服店に子守奉公となり、辞めることもできず。近所のレコード屋で浪花節を聴いて興味をいだき、2年の奉公を終えたあとは浪花節語りの道へ。17歳で上京し、14歳の浪曲師・鈴木照子に弟子入り。歌が苦手だったため半年後、師匠の勧めで曲しに転向。22歳で16歳年上の浪曲師と結婚。曲師を続けながら4児の母親に。三男は3歳から歌を得意としていたそうだが、7歳でがんにより死去。夫ともうまくいかず離婚。53歳にして浪曲師の玉川桃太郎と再婚も、2015年に死去。今の弟子・小そめとは5年前から師弟関係に。
9月30日、明日で101歳を迎える浪曲師・玉川祐子は出身地・茨城県笠間市の笠間稲荷神社へ。この日、地元で80年ぶりに公演を行う。地元側から招待されたそう。プレゼントを貰って涙する様子も。開演2時間前のリハーサルを経て本番へ。曲師としての出番のほか、もともと志していた浪曲師としても特別に出演。楽屋には山口伸樹市長も挨拶。本番直前まで練習を続ける様子も。曲師としての出番では、演目は「水戸黄門漫遊記 尼崎の巻」。浪曲師としては、夫・桃太郎の十八番だった「越の海勇蔵の生立ち」を披露。終演後、客からは称賛の声が。その後の打ち上げでも身内から感謝の声が。


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