イット! (ニュース)
いまや駄菓子屋にも“高騰の波”。“5円チョコ”は1984年発売当初は5円で発売されていたが、今年3月には税込み11円に。昭和40年代以降10円で販売されていた“10円ガム”は税込み12円に初めて値上げ。値上げ理由は原材料の高騰や電気料金の値上げなど。約800種類を取り扱う東京・江戸川区の駄菓子屋では、10円以内で買える駄菓子がなくなった。店主によると1〜2年前から多くの駄菓子が値上がりしたという。一時20円だったチョコバットは40円、以前30円だった“よっちゃんイカ”は50円になったという。大人からは「存続していることが大切」との声も聞かれた。きなこ棒の当たりはかつては60本中20本入っていたが今は45本中5本だという。第一生命経済研究所首席エコノミスト・永濱利廣は「駄菓子店の数は減っていくが駄菓子メーカー自体は生き残っていくのでは」と指摘している。