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小泉大臣が発表したMA米。農水省には加工業界のトップが訪れ、米加工業界への備蓄米の放出要請を提出した。農水省によると随意契約の備蓄米は36都道府県で販売を確認している。更に小泉農水大臣は随意契約の追加備蓄米を昨日から受付を発表した。もともと90万トンあった備蓄米はきのう受付した備蓄米を除くと残り約10万トンとなっている。これに対し小泉大臣はミニマムアクセス米の活用を国会で述べている。
ミニマムアクセス米とは、毎年無関税で輸入する外国産米で、約77万トンある中の10万トンは主食用として販売されている。小泉大臣は、この主食用に輸入する10万トンの時期を早めることを検討していることを示唆した。こうした中備蓄米の広告はあす6月13日。入札は6月27日に行い、本来11月から12月に入ってくるMA米を9月へと前倒しができると述べている。輸入先について専門家はアメリカが一番多く、その次はタイではないかと予想し、中粒種は新米で入るので、その意味では品質的には4年古米を食べるよりいいのではと述べた。値段に関しては備蓄米と比べると高くなる予想だが、手に取りやすい価格になると予想される。今後のコメの価格については5キロ4200円台から3000円台も十分にありえると専門家は話した。