ZIP! NEWS
この週末も各地で備蓄米を求め、行列ができ、小泉大臣就任後、着々と販売が広がっている。小泉大臣による備蓄米の「随意契約」発表前の調査では、向こう3か月のコメの価格について、生産者や卸売業者の間で「高い状態が続く」との見方が強いことがわかった。コメの価格を落ち着かせるため、小泉大臣は先週、備蓄米の新たな使い方として、加工用として使うことを検討していると発言。これまでは政府から補助金が出ていたため、加工用米を作ることを選ぶ生産者もいたが、主食用の高騰が続く影響で生産者が「主食用づくりの方がもうかる」と考え、加工用の生産者が減ってきているという。備蓄米を加工用にも使うという小泉案は、価格安定が実現できるのか。