グッド!モーニング (ニュース)
韓国の新大統領に就任した対日強硬派の李在明大統領。しかし、昨日の会見では元徴用工問題などについて前政権の方針を維持する考えを明らかにした。コリア・レポート編集長・辺真一氏は「歯にきぬを着せぬ発言をする。庶民側、弱者の側に立ってやる。それで『韓国のトランプ』と言われたくらい」などと話した。気になるのは、”過去最良”と言われる日韓関係。朴槿恵政権の日韓政策を批判した発言では「日本は敵性国家であり日本が軍事大国化する場合、真っ先に攻撃対象になるのは朝鮮半島であることは自明です」。福島第一原発の処理水放出に関しては「日本の”核汚染水”放出は第2の太平洋戦争として記録されるでしょう」などと発言した。ただ最近になり、日本との関係を重視する立場を見せる。就任会見では「国家間の関係は政策の一貫性が重要」と述べた。尹錫悦前政権が進めた元徴用工問題の解決策の履行を維持する考えを示唆した形。また「慰安婦問題も同じだと思う」とも話し、これまでの日韓関係を維持する実用主義の姿勢を強調している。