めざましテレビ NEWS
日本相撲協会は元横綱・白鵬の宮城野親方が6月9日付けで退職することを正式に発表した。弟子たちは当面、去年4月から転籍している伊勢ヶ濱部屋で継続して預かることが全会一致で承認された。宮城野親方は現役時代に史上最多となる45度の優勝など数々の大記録を樹立し、2022年7月に宮城野部屋を継承。去年2月、弟子の暴力問題について監督責任を問われ部屋は閉鎖、2階級降格などの処分を受けていた。1年経っても部屋の再開にめどが立たないこともあり、退職届を提出。宮城野親方は文書で「今後は、日本の誇る『相撲』という文化をより広く次の世代へと伝えていくために、日本相撲協会の外の立場から、その発展に貢献していく決意を固めました」とコメント。現在、故郷モンゴルに滞在中で、帰国後に記者会見を開き「真意を説明する」としている。