サン!シャイン (ニュース)
元横綱・白鵬の退職会見について、谷原は「東北の被災地へ支援をしている方で相撲、日本への思いを持って活動してきてくれた」、武田は「元横綱らしい、誰の悪口も言わないという決意あふれる会見。良い印象を持った」、岩田明子は「協会に対して思うことがあったかもしれないのに抑えて大人の会見をしたと感じた」とコメントした。元横綱・白鵬の退職について公式LINEからご意見・ご質問を募集している。
テーマは「元横綱・白鵬が語った退職理由と今後」。鈴木おさむは「相撲協会、相撲自体に愛を持って去っていくことが自分の夢につながると思ったんじゃないか」とコメントした。相撲ジャーナリスト・横野レイコは「言いたいことが山程あることは番記者たちは十分わかっている状況の中でも一切言わず、横綱を貫いた印象だった」と解説した。きのう、伊勢ヶ濱部屋の名跡変更があった。元横綱・照ノ富士の照ノ富士親方が部屋を継承し、きのうから伊勢ヶ濱親方に、先代の伊勢ヶ濱親方(元横綱・旭富士)は今年7月に定年予定だが再雇用され部屋付きの宮城野親方に、宮城野親方だった元横綱・白鵬はきのう付で退職となった。きのうの会見で、元横綱・白鵬さんは元横綱・照ノ富士について「去年の話と今年の話とでずいぶんズレがあるなと。照ノ富士の下が嫌ということは全くない」と話した。伊勢ヶ濱親方も”不仲説”報道について「自分と白鵬さんの間に一切そういう個人的な悪い関係はない」と話した。横野は「白鵬さんが言いたかったのは下につくのが嫌だということよりもズレを強く強調していた」と解説した。去年、宮城野部屋の閉鎖に伴い預かる部屋を決める際、大島部屋(元関脇・旭天鵬)は協会からモンゴル出身親方でNGが出た。次に安治川部屋(元関脇・安美錦)は協会から新米親方でNGが出た。協会は浅香山部屋(元大関・魁皇)を提案したが、キャパシティーがなく断られた。谷原は「旭天鵬も白鵬も日本国籍を取って、二十数年間、日本で土俵に立って相撲道に打ち込んで貢献してきている。その2人がなあなあになるようには思えない」とコメントした。今年、白鵬が所属する伊勢ヶ濱部屋は前伊勢ヶ濱親方から継承し、元横綱・照ノ富士が親方になったが、去年は認められなかったはずの新米モンゴル出身親方になった。横野は「宮城野親方の処分による部屋の閉鎖、合併で弟子たちに何の罪もなかった。弟子たちが行きたい部屋に行けなかったのは、協会としても力士ファーストではなかった感じがする」と解説した。
きのうの会見で、元横綱・白鵬さんは退職の要因について「部屋の再開が『いつ』と明言されず延ばすということになったのが退職という形になった理由が大きい」と話した。一方、で日本相撲協会も白鵬さんの退職を何度も止めていたという。浅香山親方(元大関・魁皇)はこれまでの相撲協会の対応について「七月場所から伊勢ヶ濱部屋の師匠が交替することから八角理事長より「今後は浅香山部屋で預かること、準備期間も踏まえ預かりの解除を十一月場所後とすることを検討するように』と指示があり、その方向で宮城野(白鵬)に説明し、幾度となく思い留まらせるよう話をしたが、宮城野は退職の意向を示した」と話している。きのうの会見で、横野レイコ氏は「浅香山部屋に3場所残ったら来年には部屋を復活できるという話が一番早かったのではないか」と質問すると、白鵬さんは「浅香山親方から話を聞いたのが夏場所の後半だった。確実な話ではなかった」と答えた。視聴者からのコメント「白鵬さんカッコイイ。自分に正直で、これからも相撲界に関係する子どもたちの力になってあげて下さい!」「白鵬退職。今の相撲協会おかしい」を紹介した。横野は「協会は何度も慰留したというが、そういう声は我々には伝わってきていなかった」と解説した。きのうの会見で、白鵬さんは今後の活動について「『世界相撲グランドスラム』構想の下、相撲を広めていく」と語っていた。