- 出演者
- 武田鉄矢 渡辺和洋 天達武史 谷原章介 宮澤智 酒主義久 岩田明子 鈴木おさむ
福島県のキャンベルさんからのメッセージを紹介した。「朝から重いのですが…半年前にけんか別れした娘へ」。
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大相撲の世界を目指し、日本に来てから25年。所属する日本相撲協会を離れることを決断した元横綱・白鵬翔さん。会見の冒頭、部屋を引き継ぎ宮城野親方を襲名した前伊勢ヶ濱親方も同席。白鵬さんが決断に至った経緯について語った。15歳でモンゴルから来日すると、初土俵から6年、22歳で横綱に昇進。14年間の長きにわたり数々の記録と共に大相撲の顔として土俵を守り続けてきた。引退後は宮城野親方として指導を行ってきたが、去年弟子による暴力行為が発覚。師匠の座を剥奪され宮城野部屋は閉鎖に。弟子たちと共に伊勢ヶ濱部屋の預かりとなった。部屋の閉鎖から1年、部屋の再興が見送られたことが大きな理由だと語った。さらに同じモンゴル出身の後輩、元横綱・照ノ富士が伊勢ヶ濱親方を継承。その部屋付き親方になることが退職の理由だとの見方については「“照ノ富士の下で嫌だ”は全くありません」と話した。
東京・墨田区にある喫茶店Cafeのらくろ店主・奈良和虎さんが15年前に始まった白鵬さんが主催する少年相撲大会の写真を見せてくれた。相撲を世界に広げようと海外の子供たちにも門戸を広げてきた。元横綱・白鵬翔さんは「日本のみならず世界中に、より多くの人たちに相撲の魅力を広げる世界相撲グランドスラムという構想のもと相撲を広げていく」、新会社役員に就任予定の森井理博氏は「相撲人口が増えるということがトップのアスリートである力士の方、お相撲取りさんが増えることにもなる。文化という意味でも世間に影響を与えることができるのではないか」と話した。会見で今後の計画を説明した森井氏を取材した。「相撲を五輪種目に」という白鵬さんの思いに賛同し集まった人たちが今後についての話し合いを始めているという。森井氏は「10人もいないぐらい。白鵬翔が大好きで相撲の価値を広めたいという思いで集まってくれてるので、サポートメンバーとしては優秀なんじゃないかなと思う」と話した。「白鵬杯」開催のノウハウと各界のプロからの支援を受け、世界に相撲を広げていくという。会見の最後、晴れやかな表情で「退職に悔いは全くない。相撲が世界に広がっていけば、いずれか協会と一緒になる」と語った。
元横綱・白鵬の退職会見について、谷原は「東北の被災地へ支援をしている方で相撲、日本への思いを持って活動してきてくれた」、武田は「元横綱らしい、誰の悪口も言わないという決意あふれる会見。良い印象を持った」、岩田明子は「協会に対して思うことがあったかもしれないのに抑えて大人の会見をしたと感じた」とコメントした。元横綱・白鵬の退職について公式LINEからご意見・ご質問を募集している。
テーマは「元横綱・白鵬が語った退職理由と今後」。鈴木おさむは「相撲協会、相撲自体に愛を持って去っていくことが自分の夢につながると思ったんじゃないか」とコメントした。相撲ジャーナリスト・横野レイコは「言いたいことが山程あることは番記者たちは十分わかっている状況の中でも一切言わず、横綱を貫いた印象だった」と解説した。きのう、伊勢ヶ濱部屋の名跡変更があった。元横綱・照ノ富士の照ノ富士親方が部屋を継承し、きのうから伊勢ヶ濱親方に、先代の伊勢ヶ濱親方(元横綱・旭富士)は今年7月に定年予定だが再雇用され部屋付きの宮城野親方に、宮城野親方だった元横綱・白鵬はきのう付で退職となった。きのうの会見で、元横綱・白鵬さんは元横綱・照ノ富士について「去年の話と今年の話とでずいぶんズレがあるなと。照ノ富士の下が嫌ということは全くない」と話した。伊勢ヶ濱親方も”不仲説”報道について「自分と白鵬さんの間に一切そういう個人的な悪い関係はない」と話した。横野は「白鵬さんが言いたかったのは下につくのが嫌だということよりもズレを強く強調していた」と解説した。去年、宮城野部屋の閉鎖に伴い預かる部屋を決める際、大島部屋(元関脇・旭天鵬)は協会からモンゴル出身親方でNGが出た。次に安治川部屋(元関脇・安美錦)は協会から新米親方でNGが出た。協会は浅香山部屋(元大関・魁皇)を提案したが、キャパシティーがなく断られた。谷原は「旭天鵬も白鵬も日本国籍を取って、二十数年間、日本で土俵に立って相撲道に打ち込んで貢献してきている。その2人がなあなあになるようには思えない」とコメントした。今年、白鵬が所属する伊勢ヶ濱部屋は前伊勢ヶ濱親方から継承し、元横綱・照ノ富士が親方になったが、去年は認められなかったはずの新米モンゴル出身親方になった。横野は「宮城野親方の処分による部屋の閉鎖、合併で弟子たちに何の罪もなかった。弟子たちが行きたい部屋に行けなかったのは、協会としても力士ファーストではなかった感じがする」と解説した。
きのうの会見で、元横綱・白鵬さんは退職の要因について「部屋の再開が『いつ』と明言されず延ばすということになったのが退職という形になった理由が大きい」と話した。一方、で日本相撲協会も白鵬さんの退職を何度も止めていたという。浅香山親方(元大関・魁皇)はこれまでの相撲協会の対応について「七月場所から伊勢ヶ濱部屋の師匠が交替することから八角理事長より「今後は浅香山部屋で預かること、準備期間も踏まえ預かりの解除を十一月場所後とすることを検討するように』と指示があり、その方向で宮城野(白鵬)に説明し、幾度となく思い留まらせるよう話をしたが、宮城野は退職の意向を示した」と話している。きのうの会見で、横野レイコ氏は「浅香山部屋に3場所残ったら来年には部屋を復活できるという話が一番早かったのではないか」と質問すると、白鵬さんは「浅香山親方から話を聞いたのが夏場所の後半だった。確実な話ではなかった」と答えた。視聴者からのコメント「白鵬さんカッコイイ。自分に正直で、これからも相撲界に関係する子どもたちの力になってあげて下さい!」「白鵬退職。今の相撲協会おかしい」を紹介した。横野は「協会は何度も慰留したというが、そういう声は我々には伝わってきていなかった」と解説した。きのうの会見で、白鵬さんは今後の活動について「『世界相撲グランドスラム』構想の下、相撲を広めていく」と語っていた。
「Sumo World Championships(世界相撲選手権大会)」は1992年から開催されているアマチュア相撲の世界大会。おととしは30以上の国と地域から約250人が参加した。今、相撲が世界的人気を集める中、白鵬さんが考える世界相撲グランドスラムとはどんなものになるのか。白鵬さんのパートナーを独自取材した。
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- 2023 世界相撲選手権大会白鵬翔
視聴者からのコメント「相撲が世界的な競技になってもいいと思う!」を紹介した。元横綱・白鵬さんは世界相撲グランドスラムという構想を持っている。「世界相撲グランドスラム」推進メンバー・森井理博氏によると、白鵬さんは去年の夏頃、「世界に相撲を広めるためにはどうしたらいいか?」と相談を持ちかけてきたという。白鵬さんは将来、相撲を五輪競技にしたいという夢を持っていた。白鵬さんは「老若男女・障害者など関係なく参加できる相撲を世界に広げ、相撲の裾野を広げるプロジェクト。世界の素晴らしい力士を知ってもらう。今後デジタルを駆使し、若い層に受け入れられる仕組みを考えていく」という構想を持っている。相撲ジャーナリスト・横野レイコは「親方になって弟子のスカウトに行った時に少子化で入ってくる人が少なくなっている。もっと世界に広げて優秀な人を底上げしたいという思うはあったと思う」と解説した。鈴木おさむは「白鵬杯では全国から来る子どもたちの交通費とホテル代を無料にしていた。かつ海外から来る選手の飛行機代、ホテル代も持っていた。それによって子どもたちが両国でできるし夢となっていた。この5年くらいは世界中から良い選手がどんどん来ていたので、もっと広げたいという思いがあった」とコメントした。
今年3月の調査でご近所トラブルの経験が「ある」と答えた人が6割以上。上位が騒音、次いでゴミ出し、駐車場・駐輪場など様々なトラブルがある。コロナ禍以降、リモートワークの増加などで在宅時間が長時間化し、生活音が気になるなどご近所トラブルの相談件数が増えている。さらに、外国人の増加で価値観・マナーの違いによるトラブルや、景気の悪化で精神的不安から不寛容になってしまう。20代男性の場合は友人を招き自宅で飲み会をしていたところ、うるさかったためか隣から壁をたたかれた。その後、声を小さくし早めに切り上げた。以来、物を落とした音や別の部屋の音でもたたかれるようになったという。別の20代男性の場合は分別をしないままゴミを出してしまい、近所の男性が気づいてゴミ袋を開け特定され、玄関前にゴミが置かれてしまった。それ以来ルールを守っていたが、未分別のゴミは全て自分だと決めつけられ玄関前に置かれるようになったという。40代男性の場合、マンションの駐車場に自分のバイクを駐車した。その後、横にあったバイクが転倒し、倒れたバイクの所有者から隣にあったから犯人だと言いがかりをつけられ、それ以来会うたびに修理代を請求されるようになってしまった。
ご近所トラブルは適切な機関への相談が重要。敷地外のゴミや悪臭は自治体の「生活環境課」などに相談する。騒音やつきまとい行為は警察相談専用電話「#9110」に相談する。私有地内の無断駐車や植木の枝の越境などは法的に問題解決する「法テラス」に相談する。集合住宅の場合は管理会社に相談すると、注意喚起や張り紙などの対応をしてくれる。ヴァンガードスミス代表取締役・田中慶太は「マンション、戸建てに限らず早い段階で相談をいただくようにしている。法テラスや警察は重篤化した状態なので、その手前でやらないとそのあと住み続けられなくなる。壁ドンも本人は困っているからやっているが、相手からすると迷惑な行為。本人は正当性を持ってやっているが、問題行動をしていないかと気づいてもらう作業をすると冷静になっていく。コミュニケーションを中間処理していくことをやっていくと早く収束していく性質のものではある」と解説した。証拠があることで警察などの相談先も動きやすい。動画や写真・音声を記録しておくことで客観的な根拠になる。難しければ内容、時間、頻度などをメモしておくことで悪質性を立証できる場合もある。一方で、トラブルが起きた時に相手と直接話し指摘することで、さらなる騒音などにつながるケースが多い。我慢を続けることで被害者感情が高まり解決に向いにくい。壁をたたく行為が迷惑行為になり、さらなるトラブルに発展する危険性が大きい。
ご近所トラブルの発生リスクチェックリスト「普段テレビの音量を気にしている」「ドアの開けしめ、足音を気にしている」「ゴミ出しにルールを把握している」「近所の人に挨拶をしている」「ベランダでゴミを一時保管していない」。チェックがつかない項目があると、悪気がなくても近所の人を不快にさせている可能性がある。ヴァンガードスミス代表取締役・田中慶太は「物件の構造や相手の心理状態など条件が整ってしまうとトラブルになる可能性が上がる」と解説した。もし指摘されたら、不快感を出さず協力的な反応をする。「迷惑をかけていたのならすみません」など「迷惑をかけたこと」への限定的な謝罪をする。心当たりがあれば可能な範囲で改善する、ただしやみくもに何でも受け入れない。心がけるKEYワードは「相互認識」「音はゼロにならない」「自分の常識は他人の常識ではない」。
きょうはMC・谷原章介が話したいニュース。先月31日、岸田内閣で農水相を務めた野村哲郎参議院議員が小泉進次郎農水相に対して「小泉農水相は非常にお父さんに似ていて、あまり相談することなく自分で判断したものをどんどんマスコミに発表しているから実に事務方は困っている。ルールというものを覚えていただかなきゃいかんなと思っている。今度終わりましたら森山先生からチクリとやってもらわないと」と発言。随意契約による備蓄米の放出を自民党の農林部会に諮らず決めてしまったことに対し苦言を呈したが、この発言にネット上では”老害”と批判の声が多数上がる事態になった。広辞苑によると、老害とは老人による害または硬直した考え方の高齢者が指導的立場を占め、組織の活力が失われることとされている。街の人はどういった人を老害と思うのか。30代の会社員は「飲みに行くぞと連れて行かれ昔話をされ、俺たちの頃はっていう話を延々と聞かされる時」、50代の会社員は「自分は何もしないのに下に物事を押し付けて言いっ放しな人間」、20代の会社員は「公園とかでボール使って遊んでたら公園で遊ぶなって言うおじいちゃんおばあちゃん」などと話した。一方で、10代の若者からは「先輩に廊下ですれ違っただけでなんか言われる。邪魔って言われたりしたら老害なのかな」「運転ヤバいな怖いなっていう人を老害って言う」と話した。世代間で多様化する老害の定義。きょうは「老害」について皆で話す。
谷原章介が話したいニュース「なんでも老害って言いすぎ?変えてみませんか?」。谷原は「老害という言葉があまりにもカジュアルに使われ過ぎて意味が変わってきているんじゃないか」、岩田は「先輩や経験者がちょっと指導したら老害やパワハラと言われて指導もできず、コミュニケーション不足になるのではないか」とコメントした。ソフト老害とは、良かれと思って行う言動が実は若い世代の意見を抑圧してしまう状態のこと。鈴木は「会議で人の意見を聞かない50代60代の意見に対して40代の人が乗って、若い人の意見を潰してしまう。裏では若い人にお前らの気持ちが分かると言っている二枚舌の40代の人をソフト老害と言っている」、武田は「自分が老害の年齢であると自覚している。若さに対する尊敬を自覚している人が素晴らしい老人であって、老害を避けるためには絶対それだと」とコメントした。若者の老害とは「運転ヤバいな怖いなっていう人を老害で言う」「学校の廊下ですれ違っただけで『邪魔だ』と言う先輩」など多様化している。
「逮捕の瞬間!警察24時」、ドラマ「人事の人見」、「華大さんと千鳥くん」の番組宣伝。
「小泉孝太郎&かまいたち芸能人テスト」の番組宣伝。
老害という言葉をどう変えていけばいいのか。街の人からは「先人の知恵」「仙人」「マナーを守れない人」「武勇伝おじさん」などが挙がった。武田は「役に立つ老害のじいさんのことは黄門、悪い方は田沼」、岩田は「皮肉も込めてベテラン」、鈴木は「老人を尊敬せよということで”ろうそん”はどうでしょう」、谷原は「自分で老害かなと使ってほしくて、人に老害という言葉は年を取ることが嫌になる社会になりそう」とコメントした。
元横綱・白鵬について、視聴者の声「世界に広めるとこのとで頑張ってほしいが相撲としての品格を守りながらお願いしたい」などを紹介した。
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