ZIP! キテルネ!
スタジオジブリとのコラボ企画「ZIP!のジブリ」で全国を巡回中のジブリに関する展覧会の京都・左京区、新潟・長岡、神奈川・横須賀の3つを紹介。京都・左京区では「金曜ロードショーとジブリ展」を開催している。ジブリ作品を200回以上放送している「金曜ロードショー」の歴史とジブリ作品の魅力をひもとく展覧会。これまで東京・富山で開催され、この春京都に上陸した。ジブリ作品の主人公になりきってポスターの撮影ができる展示や「風の谷のナウシカ」の腐海の空間が表現された展示もある。神奈川・横須賀市では「鈴木敏夫とジブリ展」を開催中。高畑勲・宮崎駿両監督とともに多くのアニメーション映画を手掛けた鈴木敏夫プロデューサーのゆかりの品や作品制作の裏側に迫る展覧会。鈴木プロデューサーの隠れ家をイメージした展示には鈴木プロデューサーが読んできた約8800冊の本が並んでいる。キャラクターに会える空間もあり、「千と千尋の神隠し」の湯婆婆は約3mの巨大な姿をしていて、恋愛運のおみくじが引けるという。おみくじには鈴木プロデューサー直筆の言葉が書かれている。この展覧会は横須賀のあと岡山県などを巡回する。横須賀中央駅から徒歩15分の三笠ターミナルには「千と千尋の神隠し」のオオトリさまオブジェなどが特別展示されている。新潟・長岡市では「ジブリパークとジブリ展」を開催中。ジブリパークの制作現場を指揮した宮崎吾朗監督が手掛けた作品と仕事を振り返りながらジブリパーク誕生の舞台裏を知ることができる展覧会。作品のイメージボードやジブリパーク制作時の模型などが展示されている。名場面に入り込める体験型の展示や愛・地球博で建てられた「サツキとメイの家」が1/5スケール模型が展示されている。