NHKニュース おはよう日本 (ニュース)
連立政権の在り方をめぐり、公明党の斉藤代表と協議した自民党・高市総裁。公明党・斉藤代表は、政治とカネの問題を巡る自民党の対応が不十分だとして区切りをつけたという。また、国政選挙での選挙協力も取りやめるという見通しを示した。これにより、1999年以来の協力関係は解消されることになる。自民党内からは、「さらに勢力が少なくなり国会運営が厳しくなることはサケられない」などといった声が出ている。自民党は14日に両院議員懇談会を開催し、高市氏らが経緯を説明し、今後の対応について意見を交わすことにしている。こうした中自民党は、新総理大臣の指名選挙を行う臨時国会を再来週の早い時期に召集する方向で調整。野党側からは、政権交代に言及する声も。立憲民主党は野党側の一本化に向けて、公明党含め各党への働きかけを続けることにしている。一方、日本維新の会や国民民主党は、憲法や安全保障などの基本政策で立憲民主党とは隔たりがあるとして、今のところ一致した行動をとることに慎重な姿勢を崩していない。